蔵くら日記

人生最後の数年を田舎暮らしで。2004年4月、実現のための行動開始!それは思わぬ展開でスタート・・。今では安曇野三昧

老人ホームのコロナ禍

2021年08月30日 | 介助ときどき日誌

いつも大変お世話になっている母のホーム。状況の変化にいろいろ工夫していただいている。

現在安曇野市は  「感染警戒レベル5 「新型コロナウイルス特別警報2   発出中」

面会はガラス越しです。

難聴の母とはホワイトボード持参で会話しています。

『このたびリモート面会を始めます』の通知は来たが、母のように歩いてロビーまで来れるなら、今まで通りガラス越しとする。

シニアカーで歩いてきて、椅子に腰かける

 

『元気ですか?変わったことは?』とボードに書き見せると、

母がありがとうと頭の上で丸を作る。まだ大丈夫だ。

『今日は〇と▲と▢を持ってきたよ』

母は『嬉しい』と答えているのがガラス越しに聞こえる。

『リクエストは?』と書いて見せると、本だったりポン酢だったり。

『ブラウスを買ってこようか?』と示すと

『今は出かけないからいらない』という。

しかし『いつもの化粧水を2本』とあわてて答える。

 

最近は本の注文がなくなったので、そろそろしんどいのかなと思っていると、化粧水!とくる。まだ当分元気だわい。

98歳で介護度は”要支援2”、シニアカーを押しひとりでエレベーターを操作してロビー、食堂へとへ降りてくるのは立派。

スタッフさんは「お元気でいいですねぇ」とおっしゃってくださるが、105歳は勘弁してほしいと内心ちらっと思う。

 

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