ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

送信したメールがエラーで戻ってきたら

2006年04月15日 13時05分23秒 | パソコン、スマホ、その他電気製品
 ヨメがパソコンを開いたらメールが届いてた。ヨメは珍しくその場で返事を書き、そしてパソコンを閉じた。同じ人から俺のところにも届いた。ボッケニャンドリ家にその人 (パソコン初心者) からメールが届いたのは初めてなんだけど、俺は返事を翌日書いた。

 ヨメの返事には再び返事が来てたけど、俺の出した方は下のようなエラーメッセージと一緒に返品されてきた。

<xxx@komatta.monda.or.jp>: host yyy.monda.or.jp[234.234.123.123] said:
553 sorry, that domain isn't in my list of allowed rcpthosts
(#5.7.1) (in reply to RCPT TO command)

これだけでは具体的な対策も分らなかったので赤い文字にした部分を検索文字にして検索してみたら POP before SMTP という見知らぬ言葉が出てきた。

 ところでメールの送受信では、送信の時 (SMTP) はサーバーに送るだけでいいが、受信 (POP) ではパスワードのやりとりをするのが一般的だ。しかし、この POP before SMTP というのは、サーバーが怪しい相手から送信されるのを排除するために送信者に対してメールを送信する前に受信処理をさせるという手順だ。送信する前にパスワードのやり取りをさせて相手を確かめ、その後一定の時間送信を受け付けるって仕組みのようだ。

 簡単に例えて言えば、あっ、さっき身分証明書で入って来た人ね、どうぞ、ってことかな。この仕組みは時間制限があって、あまり時間が経ってからだともう一度身分証明書を見せてね、ということになる。それでヨメの返信がOKで俺の返信がNGだったのか、と思った。ヨメはその場で返事を送ったけど、俺は翌日だったからね。



 ということでメーラーに対して一旦受信処理をしてから送信するという設定に変えててみた。でもダメだった。そこで友達に相談して色々とやってみたが使ってるプロバイダに問題があるんじゃないか、ということになった。そこに問い合わせたところ、そのプロバイダが更に送信先のプロバイダに問い合わせてくれて、結果は kamatta.monda.or.jp というサブドメインなんてのは無いよ、ということだった。つまりそんなメールアドレスなんて無いよ、というしょうもない原因だった。

 手書きのメールアドレスは紛らわしい文字があるので正しさをあまり期待しないけど、送られてきたメールに書かれていたアドレスが間違ってるなんて思ってもみなかった。ヨメのパソコンを覗いてみると確かに同一発信人から2種類のメールアドレスがあった。どう違うかというとたったの一文字。返信に成功した方が正しいアドレスのようだ。俺の方には間違ったアドレスでメールが届いてたのも分った。

 その人のメールはHTMLメールという形式で届いた。メーラーは言わずもがなの Outlook だけど、HTMLメールで送るという最初の設定のままで使っているようだ。このメーラーは今だかつて1度も使ったことはないけど、発信元アドレスを一々入力するのか? そんなことはないだろう。どういうことなんだろ。ま、いずれにしろパソコン初心者恐るべし、だね。ちなみに今回はアドレスの綴りを間違えて送っちゃったわけだけど、それが正しくてしかも全然違う人のアドレスだとしたらパソコン初心者でも簡単にアドレス偽装なんて事が出来るんだな、というのが今回のことで分った。
コメント (3)
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