自分のところに来たメールでこんにちわなんて書いてあると、「あれ? 小学校でこんにちはって書くって習ったよ」なんて返事をする嫌なヤツ、それがこのオレサマだ。こういう事をもっと気にしてる人がいて、『こんにちわ』撲滅委員会なんてページもある。といってここの回し者でも会員でもなし。
なんでこんな間違いをするかというとローマ字入力だからなんだろうな。でも私わなんてのはあまり見たことないな。どうしてだろ、と思って取り敢えず検索してみたらけっこう沢山ヒットするじゃん。たまたま目にしないだけだった。
我輩わ猫であるなんてのもあった。おらわなども検索してみたんだけど、おらわがんねぇなんてのが幾つも目についたのでこれを表に書くのは止めた。ならば私わかんなぁいなんてのもあるだろうけど、そういうのは一切無視。だから参考程度の数値ってことになるかな。
わの比率を見ると感じてた通りこんにちわより私わなどの方が少ない。これはどうしてだろ。ローマ字入力だけでは説明出来ないなぁ。それと言葉によってわの比率が若干違うのも面白い。
検索文字 | わの件数 | はの件数 | わの比率(%) |
---|---|---|---|
こんにち | 5,380,000 | 94,400,000 | 5.70 |
私 | 79,900 | 32,000,000 | 0.25 |
あたし | 35,600 | 1,900,000 | 1.87 |
俺 | 28,300 | 5,060,000 | 0.56 |
僕 | 18,000 | 17,200,000 | 1.05 |
あたい | 1,210 | 310,000 | 0.39 |
麻呂 | 32 | 65,200 | 0.05 |
我輩 | 25 | 787,000 | 0.00 |
小生 | 25 | 85,000 | 0.03 |
拙者 | 20 | 271,000 | 0.00 |
あちき | 11 | 88,700 | 0.01 |
オレサマ | 1 | 9,780 | 0.00 |
この記事によると、「事務所に来られない人への行き過ぎたサービスで、収納率を上げるために行われたものでない」という言い訳(説明?)をしたそうだ。こういう言い訳、ちょっと思いつかないような発想が面白いのでもっと沢山聞いてみたい。欲を言えばもっと実用的な言い訳をして欲しいな。それにしても117件ってのは少ないなぁ。ということは本当に善意のサービス?
今問題になっている納付率偽装っていう行為。各事務所は新しい長官が課したノルマがプレッシャーになっていると言う。それを聞いて就職した頃のことを思い出した。何人かの同級生同士で飲み会をした。それぞれ色々な方面に就職しその仕事の様子を話題にしてた。その中に市役所に就職したのがいた。
彼が話をするたびにそんなのは当たり前だとかそれは酷いと悉く盛り上がることになった。「勤務中に新聞を読みたくなったら片手に鋏を持て。そうすれば資料を集めてるように見える。」「17時で勤務が終わりなんだけど、17時には既に駅のホームに立ってる人がいる。」などなど。
15年くらい前、社保庁の事務所に年金のことで一度だけ行ったことがあるけど独特の空気が流れていた。役所に行くと窓口ではなく奥の方は何だかノンビリって感じがすることがあるんだけど、それよりも更にノンビリというかドヨーーンって感じがした。こんな調子なら世の中では当たり前のことを言われても強いプレッシャーになって法を破ることに至るのかなぁ、と。