前回餅に黴を生やしたのは何時だったかなぁと思ったら丁度1年前だった。もっと前の話だと思ってたのでガックリ。そして今年も・・・
ヨメが餅に生えたっていうけどまだ大したことないと思ったのが間違いだった。ヨメが何かに気がついた時は時既に遅しだというのを忘れてた。ついこの間も卵が無いっていうからあと幾つ残ってるのか聞いたら0個だったし。それにしても暮れの30日にはなんとも無かったし、置いてある場所は家の中で一番寒い部屋でビールもまぁ飲み頃な室温なのに何故。黴恐るべし。
まだ軽症なのでたわしで取れる。でもステンレスたわしは持ってる手が段々痛くなる。ふと真鍮のワイヤーブラシを思い出した。これが案外良かった。それでも真鍮の細い針金が時々手を刺すように突付く。
去年は彫刻刀の出番だったけど今年はブラシ程度で済んだから進歩してるのか、って違う。同じ過ちを再び繰り返したのだ。15リットル入るバケツに一杯ある餅の黴を取るのに1時間強。
お湯を少しずつ流しながら黴を洗い流すつもりだったけど、水量が少な過ぎたのかボイラーが反応しない。湯にするには水を無駄にする、水を節約すれば手が冷たい。仕方無いから時々蛇口を大きく開いたりしたが、少量でも火が付くようにはならないもんかなぁ。
新しいストーブは4足型ではないのでメメもストーブの下では寝なられないと思ってた。しかし長く居るにはここが一番良いようでとうとうこの場所を発見。
デザイン的には4足の方が安定感があって好きなんだけど、このペデスタル(土台)型はこの部分にほぼ一ヶ月分の灰を溜め込めるようだ。実際1週間ほどして初めて灰の一部を下に落とした。
ただ下にある灰受けは厚い鉄板で出来ていて無駄に重い。何故ここをそんな重くするのか分からない。他にもそういうのが幾つかあるけどそれはついては近いうちに書く予定。
亡くなった人は63歳。どんな人なんだろう。定年になったけど年金が貰えるまではもう少し働いてみたい、スキー場なら空き時間にスキーを楽しめるんじゃないか、なんて思ってそこで働いたのかな。ゴンドラからスキー板を下ろす作業をしてたそうだけど、力仕事だけどこれなら簡単そうだし身体が鈍った自分には打って付けだと思ったのかなぁ。
でも簡単そうな仕事には落とし穴がある。例えば道路工事の交通整理。超簡単そうだ。でも小さなミスが大きな事故につながる仕事だ。それをしないためには交通整理中はずっと注意を払ってないといけない。簡単そうであればあるほど一定の緊張を保つのは難しい。それが炎天下だったり厳寒の日だの深夜だと更に難しそうだ。
仕事には向き不向きはある。亡くなった人は忘れ物を取りに行って上げようとして事故になった。気が利く人なんだろうけどこの仕事に向いてなかったような気がする。定年前、って勝手に決め付けてるけどどんな仕事をしてたのかなぁ。
それにしても手だけ挟まれるってのは相当無理な駆け込み乗車だったんだろうか。それとも出ようとした時に手が残った? 異物がドアに挟まったらゴンドラは止まるはずだったけど安全策ってこういうセンサータイプのばかりで良いのかなぁ。実際止まらなかったわけだし。
リフトなんかだと下に網があるけどゴンドラは人が落ちることを想定してないから網は無かったみたいだ。この点がまずいかな。ゴンドラが出る処に緊急停止板という直接的な停止装置、それと安全網の設置はどうだろう。勢いで外に飛び出しても網があれば怪我程度で済んだかもしれない。そんなのは分かってるけどコストが、か。