事故米問題では農水省は百回くらい業者を検査したにも関わらず不正を見抜けなかった。農水省の次官は一義的には企業に責任があると言った。この一義的という言葉を俺は誤解していた、というより意味を知らなかった(恥)。一番と思ってたのだ。だから次官の言葉は一番の原因は業者、二番目は農水省くらいに思ってた。
ところが一義的に企業に責任と言ったら責任があるのは企業だけという意味だったのだ。つまり農水省には全くもってこれっぽっちも責任が無いよと言っているのである。行間を邪推すれば責任が無いのにあれこれ言われてこんな所に顔を晒されるなんて大迷惑ってところだろう。建築偽装の時も似たような話があったけど、もしかすると検査の意味は国民と官僚では違うのかな。
しかし何故農水省は自分のところは責任が無いと言い切れるんだろう。そこんところの思考回路を誰か解明して欲しい。まぁ兎に角農水省ってのは農田林省(のうたりん)省に改名して欲しい。それと消費者がやかましいからどうのと言った農田林相、あれもなんとかならないものか。今度は人体に影響が無いんだからじたばた騒いでないと言った。一々やかましいって事なんだろう。だけどそれもそうかもしれない。既に国民は散々こんな物を食べさせられてるって意味なんだろう。
まぁ自民全体が無責任男の後継ぎを決める総裁選という衆院選事前活動祭りやってる最中だ。だからコイツだけの話ではないけどさ。それにしても無責任男がまだ首相だったのをようやく思い出し、やる気なし農田林田相(のうたりんだぞう)に早期解明を指示って悪い夢でも見てるみたいだ。夢なら早く覚めて欲しいもんだけど悲しいかなこれが現実。