萩本欽一と坂上二郎のコント55号に忘れもしない13年前というコントがあったけど、それよりも更に4年も5年も長い間苦しむ悲惨な冤罪事件が時々ある。
この栃木県の足利市で1990年に起きた事件なんだけど、DNA鑑定で菅家さんが犯人と断定された。しかし当時のDNA鑑定は個人を特定出来るほどのものではないし、何より実際鑑定現場の人達は精度がどの程度なのか分かってるはずだろう。そして1997年にそのDNA鑑定の精度について問題を提起されたけど、何故裁判所側はその時点で有罪の拠り所となる鑑定についてやり直そうと思わないんだろう。
冤罪を覆すのは容易ではない。証拠集めとかではなく間違いを認めようとしない司法側に問題が多い。そしてこうやってがんばれたのは数ある冤罪の中でも稀なケースのような気がする。というのも一度刑務所に入っちゃったら何年も何年も無罪を主張したりする人、もしくはその人を支えてる環境も含めて少ないような気がするからだ。ついこの間も富山で服役後に無罪と分った事件もあったし。どのくらいの割合か分らないけど大半の人が諦めちゃうんだろう。
これからこの事件の捜査などのいい加減さがどんどん明らかになるが、謝れと言われてる人達、ちゃんと謝るのかな。捜査はあの時点では適切だったなんて調子で逃げるような気がするな。そしてこの騒ぎを一般大衆が忘れるまでしらばっくれるのかな。
スーパーで普段着を買う事があるが確かにパッとしない。山梨の大月に居た頃は近くのダイエーで何度か普段着を買った事があるが、売り場に行くとまず華やかさが無い。というのも男物の色はというと、紺、灰、黒、白が大半だからだ。俺はオレンジ色が好きなんだけど、スーパーにこの色はまず存在しない。
ここのところ衣料品の安売り競争が凄い。利益を出すにはどれくらい売らないといけないんだろうなんて他人事ながら心配だけど、最近は安いだけでなく格好も良いようだ。でももう1つ心配な事がある。ダサイ人は今度から何処で買えば良いんだろう。