ジョウロウと読む
ジョウロウの話を書いたのははなねこ山さんのスルガジョウロウホトトギスという記事がきっかけ。ジョウロウは漢字だと上臈で江戸時代の大奥の女中の役職名のひとつという意味である。初耳言葉だと思ったら8年前にこの言葉を調べていたというにすっかり忘れてたというマヌケな話。今回改めて意味を確認したんだけど人生何度もやり直しては元の所に戻るのがやっとというか何というか。
「わっちが上臈だといわすのをちゃんと覚えてくんなまし」 「それは花魁言葉よの」
ジョウロウとジョロウに似てるんだけど意味はまるで正反対。そのジョロウという言葉がついた生き物がこのジョロウグモ。でも元々はジョウロウグモだったらしい。たった1文字省略されただけでえらい格下げだ。
秋の蜘蛛だけどもう寒くなったのでボチボチ居なくなる。閲覧注意的な毒毒しい色なのでたまにしか登場しない。今回は模様が良く分かるような写真。この蜘蛛、府中にも居たんだけどもっとスリムだった。山梨に引っ越してこんな風に丸々太ったのを見てこんなにでかいんだと驚いた。今思うと夏休みが終わったら林の中に入らなかったってことかな。林に入る目当てはカブトムシ。でもその頃この蜘蛛はまだ小さいのだ。
電子書籍は専用の端末が必要。端末は小さいから字を小さくすると紙より読みにくい。配給元が潰れたら紙の本と違って一瞬にしてパァになる可能性がある。しかも1つ買えば何処の本も読めるわけでもなかった。
そんなこんなで全然興味が沸か無ないから Amazon で本が無料で読めるなんて話も他人事。そう思ってたら Kindle for PC というのがあってパソコンでも読めるようになっていた。パソコンなら大きな画面で読むことが出来る、というより端末を買わないで済む。これまで青空文庫の本を読んでたけど著作権切れなので古いのしかないのが玉瑕だったけど、これで今時の本を読める。
外で見る時にちょっと注意が必要かなってのがタイトルバー。ここに本名と書籍名が表示されるのだ。表示される本名は Amazon のアカウント名。端末だとニックネームに変更出来るけどPCのにはそういう設定は見つからない。名前に関してはアカウント名を変更すれば良いみたいだけど書籍名は変えようが無いのかな。見られたくない題名の本とか…