骨髄炎になった足指＠５年後

　骨髄炎になった左足の親指はかなり良くなった。退院して間もない頃、自転車に乗って信号待ちの時に左足の爪先を地面につけたら激痛。元通りに治ると言った人は居なかった。当初はクライミングは無理、もしくは片足でなんて考えていた。靴に中敷きを敷くと良いのが分かった。その中敷きも最初は厚さ２ｍｍの絶対曲がらないアルミ板。その後樹脂製になり段々と薄く小さくなった。

　中敷きの後に考え出したのが中敷きとは逆に指を上から抑えてサポートするもの。ちょっと固めのスポンジを使った。何を踏んでるのか分からない中敷きよりずっと良かった。そして靴を短くなった指に合わせて小さめのを買った。靴は骨髄炎前は柔らかいパイソン(38.5)又は固いミウラVS(39)だったけど今は以前より小さなミウラ(38)。靴が簡単に曲がる柔らかい靴は指に負担があるので履かなくなった。括弧内の数字は EUサイズ。下のレントゲン写真の右端は丁度３年前に撮ったもの。骨は再生されてるけど隙間が無くなったので曲がらない。それ以降は撮ってないのでどうなってるのかちょっと気になる。ちなみに写真中央のは骨も軟骨も溶けてる。



左：骨が正常だった頃　中央：入院中　右：３年前の５月

　ふとパイソンを履いてみたら殆ど痛くなかった。中敷きもパッドも無くても痛くなかった。これなら岩場でも使えそうだ。今まで足指のことを考えて靴を書い直したりしたけど５年経ったら以前の靴が履けるようになっていた。先週、甲府幕岩で久々に１日登った。それまでは半日だけ。最後は足がむくんだせいか足が痛かった。そこで以前履いてた緩めのミウラVS(39)、引退のつもりだったけどリソールに出した。この靴は何度目のリソールだろ。





　スポルティバにパイソンとコブラという靴がある。違いはマジックテープのベルトの有無。特徴はほぼ同じで柔らかい。でも名前が馬鹿力系のニシキヘビであるパイソンと毒蛇のコブラと蛇的には全然違う。

他人の持ち物を使えなくしても良いのか

高１女子「何が起きたの…動かせないんですけど」、警官が啓発活動で自転車にカギ

無施錠で駐輪している自転車に、警察官が錠をかけてまわる――。自転車の盗難被害が増えるこの時期、山形県警が駅の駐輪場などで取り組んでいる被害防止の啓発活動だ。

・・・・・略・・・・・

警察官による自転車のロックは、公共の駐輪場を中心に全国で行われており、県警でも１３年から導入した。

・・・・・略・・・・・

5/31(月) 7:25配信　読売新聞

　自転車に乗って帰ろうとしたら何者かが鍵をかけたので動かせない。いくら警察だからってそんな勝手なことをしてよいのか。しかも全国でやってるっていうから驚きだ。たまに正義感をこじらせたナンチャラ警察ってのがいるけど本物の警察だから困っちゃう。で、法的には器物損壊疑いらしい。根拠はここ。でも警察は色々と法律を研究してこんな事をしてるはずなので警察を訴えても勝つのは大変そう。





　山梨の話だけど、犬の狂犬病予防注射をつないである犬に飼い主に断らず勝手に注射したって獣医が居た。そんなのを思い出した。

新型コロナウイルス抗原検査キット

　消費者庁のサイトを見たら新型コロナウイルスの抗体検査キットの販売事業者６社に対する行政指導についてなんてのがあった。そこの『行政指導の対象となった事例の概要』としてこんなのがあった。

• わずか１５分！高精度
• 新型コロナウイルス判定
• ＰＣＲ法では難しいとされる感染初期での判別も可能
• １０分で新型コロナウイルス感染の有無を目視で簡単に判定できます。
• 「検査結果目安」、「ＩｇＧ（－）ＩｇＭ（－）非感染者または抗体が出来ていない」及び「ＩｇＧ（－）ＩｇＭ（＋）感染能力ありの可能性が否定できない」
• ＩｇＭ抗体が「陽性」で、ＩｇＧ抗体も「陽性」の場合新型コロナウイルスに感染しており、現在感染活動期であると考えられます。
• 「Ｍ」に線が出ている場合、ＩｇＭ抗体が陽性です。新型コロナウィルスに感染し初期段階であると考えられ、感染している可能性があります。
• 陽性反応感染中でウイルス所持の疑い

同じページにはあたかも、当該抗体検査キットを使用することにより、現在、新型コロナウイルスに感染しているか否かの判定ができるかのように示す表示をしていたとあるからインチキってことなんだろうな。でも社名が書いてない。赤字の文章の一部で検索すると会社が出て来る。取り扱ってる通販会社も出て来るから平然と販売してるっぽい。するとそれを買う人が居る。そこからどんな人生のドラマが生まれているのか。