岩場で「あの木は何?」と聞くと「あれはコクサギ」と即答するヨメ兄。コクサギは膝くらいの幼木しか知らなかった。葉の生え方に特徴がある。互生なんだけど1枚ずつではなく2枚ずつ交互。
望遠で撮ってみるとこんな実が生っていた。コクサギの花が咲く頃にこの岩場に行くことはある。だけど地味な花だと中々その存在が分からない。しかも冬はどの木も同じに見えてしまう。でも葉が落ちるので枝ぶりは夏より良く分かる。
コクサギの近くにあるキブシ。これの実も枯れたまま残っているようだ。だけど望遠で覗いてみると緑色の部分があった。花芽だった。
チドリノキはカエデ属なのに葉は楕円形。木に少し残っている種を見るとカエデ属だと分かる。葉は冬でも落ちずに残っているそうだ。でも落葉樹と呼ばれてるような気がする。
エナガの群れ、といっても10羽くらいがチドリノキにやって来た。チョコマカ動き回ってたけどあの小さな嘴でカエデの実を食べるようだ。なのでこの日はチドリノキの実を食べに来たようだ。でも動いてばかりいて食べてるようには見えなかった。