ボッケニャンドリの思ったこと

思ったこと感じたことを書いているけど間違い、勘違い、思い込みも(^^;

誰に言っても分かってもらえない

2023年07月05日 19時37分38秒 | 健康
 運動した後はケアが必要だけど中々面倒臭いのでやらないことが多い。特に若い人だとそんなのやらなくても平気。でも実際のところそういうのが積もり積もって歳を取ってから色々な形で現れる、というのを自分の身体で知った。俺は経験したり分かったことは人に言いたくなる性分なんだけど、話しても中々分かって貰えない。

 先ずは相手が若い場合。「××君さんね、こういうのやっとかないと後で…」と言っても「そうなんですかぁ?」と他人事みたいな反応。そりゃそうだ。俺もその人くらいの頃には故障とは無縁だった。何処か痛めても直ぐに治った。だから年寄が言うことに耳を貸したくないのはよ~く分かる。話し相手が60だの70の場合だと「もう今更無理だよ」という何でもかんでも歳のせいにする。中には自分の歳になれば分かるよと言う。まぁそれは否定出来ないものの誰に言っても聞いてもらえないのだ。

 近所の登山界の重鎮が長年の登山で膝が悪くなっていた。その世代だと運動後のケアなんて発想は無かった。あってもチャチャッとやるくらいだ。その重鎮はこのまま山に登れないで隠居するのは嫌なので色々勉強したリハビリを始めた。病院のリハビリ室の人がやるストレッチ教室みたいのに俺は誘われたことがあった。だけど当時はこんなのをコツコツやる気は起きなかった。そもそもその体操の何が大事なのかなんて理解出来なかった。こういうことは半年くらいやったところで大した変化は無いし間違ったやり方でやったら全然だ。でもその重鎮は再び山に登るようになった。





 Jリーグの何処かのチームが走り方のトレーニングをした話を6~7年前に聞いた。それでチームの成績が上がったとかどうとか。最近だと名前は忘れたけど今の走り方では怪我をするって言われた選手が走り方を見直した。走るプロみたいな人達がよく今更そんなトレーニングをやったもんだと思う。自己流という言い方がある。人間の身体は上手く出来ていて動きの悪い部分を補ってそこそこの動きをしてしまう。でもそういう動きを続けると歳を取ってからあそこが痛いのどうのとなる。特に補われて出番が少なくなった部分は固くて伸びなくなるので故障しやすい。だからそれを歳のせいにするにはちょっとって感じだ。ちなみにそういうのはある程度は改善可能と信じる今日この頃。





 何年か前に未公開の岩場に行ったら先客が1組居た。ボッケ家を入れて4人だけ。そんな状況で知らん顔ってのも嫌なので挨拶に行った。話をしてるうちに何処かで見たような顔だと気がついた。今ビックコミックの漫画に出てる山野井泰史夫婦だった。暫くして2人は「お先に」と言って先に帰った、と思ったら車が中々動かないのに気がついた。まだ帰らないのかなと見たら腕を回したりと整理体操をしてるようだった。一流と言われる人はそれなりにケアをしてるんだなとシミジミ。
コメント
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