立ち枯れしてる大きな木を切ることになった。立ち枯れしたのは根本の樹皮を剥いたから。てっきり薪ストーブ持ってる人がやったのかと思ったら木の影になる田んぼの持ち主だった。木が枯れれば葉が出ないから日が当たるっていうことである。
ならば遠慮無くと思ったら予想以上に太かった。間違って田んぼの方に倒れたら小枝が散らかって厄介なので手動ウインチで引っ張る事にした。倒したい方向に支点は無かったけど思った所に倒す事が出来た。
丸太を移動するために適当な長さに切るんだけど最初の切り口が狭くなり始めた。そのまま続けるとチェーンソーが挟まって二進も三進も行かなくなる。真剣白刃取りみたいなもんだな。そこでその日は途中で止めた。
切り口が広がらないように楔を使う。楔はプラスチック製のが売られてる。買おうかなと思ったけど乾いたニセアカシアの木で作った。乾いた木はかなり固いので斧で少々叩いても全然平気。以前その場で生木で作ったことがあるけど直ぐに頭が潰れちゃった。
楔を下のように切り口に入れて狭くならないようにしてから切る。切り口がV字になれば若干だけど木と刃の摩擦が少なくなって切り易い。
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