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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

姑の命日です

2003-02-12 | インポート
6年前の2月12日、主人の母が亡くなりました。
暖かいこの辺ではめずらしく、何年かに一度の大雪の日でした。あたり一面銀世界、道路にも10センチ位の雪が積もり、電車も車も全部ストップするという、ビックリしたことでも、忘れられない日です。

半身不随になって入院した義母のために、毎日、毎日、電車とバスを乗りついで、病院まで通った4ヶ月・・・ちょうど、晩秋から冬という期間でしたので、ちょっとつらかったことも思い出しました。

主人は、広島へ単身赴任中でしたが、月に2度は帰ってきて、私を助けてくれました。
事情があって、二男である主人とその嫁である私が、ず~っと両親の面倒を見てきたのですが、「悪いなあ」「ありがとう」「いつもごめん」と主人が、言ってくれる言葉にどんなにほっとしたことか・・・

温泉のある病院でしたから、身体の動けない人でも、週に2度は、リフトで温泉に入れていただけました。
漁師さんが着ているような、長靴までついた「ゴム」のつなぎを着て、入浴のお手伝いをしたのですが、その時の「気持ちよさそうな義母の顔は忘れません。
言葉も不自由になっていて「あ~、う~」という声を発するだけでしたが、「ありがとう」と感謝している気持ちが伝わってきました。

お墓にお線香を手向けながら、いろいろなことを思い出した、今日でした。