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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

「母べえ」・・・泣きました・・・。

2008-01-30 | インポート
山田洋二監督の映画「母べえ」で、涙を流してきました(苦笑)。

映画館のチケット売り場が大混雑してたので・・・「???」と思ったら、いつも行く「TO○○シネマ」は、水曜日が「レディーズデー」で、女性は1000円の日でした(笑)。
毎週水曜日はボランティアに行っていたので、知らなかった~~。
こんなに混むんですね!

この映画を観ると、
私たちが、いかに「言論の自由」「表現の自由」が許されているすばらしい国・時代に生きているのか、ということを、改めて「幸せだ」と教えてくれます。

タイトルの「母(かあ)べえ」は、吉永小百合扮する「気丈な母親」のことです。

この「母べえ」という呼び方は、この暗い時代を少しでも明るく生きたいという父親の提案で、家族の名前にすべて「べえ」をつけて呼ぶことにしたのです。

↑と、映画の冒頭に、こんな説明がありました。

(つまり「父べえ」「母べえ」に、長女は「初べえ」二女は「照べえ」と呼び合います。)

ステキなお父様ですね~~。


太平洋戦争の始る前の年、文筆家の夫が「戦争に反対」したことで「治安維持法」で捕まり留置されてしまうことから、貧しくても幸せだった家族の生活が一変するのです。
妻である「母べえ」は、「夫は間違っていない」「必ず戻ってくる」と信じ、戦争に突入したいやな時代を、頑張って女手一つで、二人の娘を育てていくのです。

そんな日々の中で、温かい思いやりを持った人たちに助けられながら、「父べえ」を待つ家族の元へ一通の知らせが・・・。

「父べえ」が「獄中」で亡くなったことを知らせる電報だったのです。


知的で賢い上のお嬢さん、明るく無邪気な下のお嬢さん。
この下のお嬢様の書かれた本を元に映画化されたもので、温かく強い「家族の絆」が、描かれた作品です。

獄中の父親と娘達、妻と夫・・・家族をつなぐのは「手紙」だけ・・・。
父親が亡くなった後に届いた手紙には、二人の娘に宛てて「必要な時にそばにいて上げられない父べえを許して」というつらい父親の気持が書かれていました。
どんなに、二人の娘の成長を見守りたかったことでしょう・・・。

最後の場面、
立派に成長した娘達に看取られながら「死」を迎える「母べえ」に娘が言いました。
「天国で父べえに会えるね」
が、母べえは「生きている父べえに会いたかった」と答えるのでした・・・。

いろいろな「自由」があることは「お金」のあるなし以上に、大切なことなんですね!

温泉三昧~~~♪⑤

2008-01-30 | 旅行記

お気に入りに追加の宿」です~~♪

この3~4年は、「日本の高級旅館」「名旅館」と称される宿に泊まっていることが多いのですが・・・雑誌や旅行社の記事やお薦めと、実際に感じるものとでは、違いのあることが多い(苦笑)。

2008_0126shimoda0127 でも、この「温泉宿」は、我が家の「お気に入り」に追加決定です~~♪

下田温泉とは言っても、海からは遠く離れていて、静かな「里山」に囲まれた、一見普通の家風な建物です。

が、敷地が広い! 

部屋数70室・300畳の大宴会場を初め研修室が数室、和食ダイニングが三つ、大浴場、露天風呂からビリヤード室に卓球室まであります(笑)。

2008_0126shimoda0097 2008_0126shimoda0098 それに、なんと「多目的グラウンド」「全天候型テニスコート三面」に「25mの温水プール」!2008_0126shimoda0275

この「温水プール」は「温泉」を利用しているんですよ!2008_0126shimoda0094

もちろん、私は「泳ぎました~~~♪」

建物の所々に休憩室もあり、東館・西館を結ぶ連絡通路は「夕映えの橋」と呼ばれ、山の向こうへ沈む夕日がとってもきれいな場所です!

2008_0126shimoda0277れだけの設備をなんと横長に造ってあるのですから~~~、二階までの建物なのです。

エrベーターを使わないので、年を召した方、車イスの方たちも利用し易いんだろうなぁ~~と感じました。

多分・・・最初は「学生の運動合宿」とか「社員研修」とか「ビジネス用」に使われることが目的でできたのかもしれません。

2008_0126shimoda0093温泉は「自家源泉」を4基も持っているので、その湯量の豊富なこと!

かけ流しの気持ちよさ~~♪

それに、ここの温泉は「飲むことができる」ということで、こんな「飲み場」がいくつか館内に設けられていました。

2008_0126shimoda0291か。

←今回、私が宿泊したお部屋の露天風呂です~~♪

これは「岩風呂」ですが「檜風呂」のお部屋もあるようです。

2008_0126shimoda0267

2008_0126shimoda0268  宿の周りをグル~~ッと「遊歩道」が囲んでいて、渓流沿いにお散歩ができるようになっています。

今は冬・・・枯れた木々が寂しげですが、多分、春の芽吹きの頃の緑や、秋の紅葉の頃は、美しい風景に変わるんだと思います。

2008_0126shimoda0126 この宿~~、従業員の皆さんがとても気持の良い方ばかりでしたし、

建物のの中には、アチコチに「お花」が飾られていました!

「お花器とお花」を見て歩いているだけで、まるで「美術館」か「お花の展覧会」に行ったような気分になれました~~♪(ちょっと大げさな言いかたですが、その位たくさんあったということです=笑)。

私の泊まったお部屋だけも4箇所も生けてありました。本当に嬉しかったです。