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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

がん患者・・・(読書感想文です)

2011-10-15 | 本と雑誌
「大腸がん発覚から5年、手術4回、ステージ4のがんと戦っている患者が、告知、手Dsc01135術、治療、転移、仕事、家族、死・・・」様々ながんと生きる体験すべてを記録した本です。
キャスターやコメンテーターとして活躍中の「鳥越 俊太郎」 氏が、がん患者となった自らを「客観的に観察し、記録として残す」として書き上げた本です。
がんに関する本は、数え切れない程出版されていますが、ほとんどが「医療関係者としての立場」から「がんという病気に対する詳しい説明が書かれたものであったり、「がん患者自身」の書いたものは、病気の進行と戦う心境や家族への思い・・・なんかが多いように思います。
でもこの本は、ご自身の「がん」がどういう状態で発見され転移をし、治療をどうしたか、告知をどう受け止めて、家族との絆を深めたか、治療を継続しながら仕事をどんな気持ちで続けていたか・・・etc,
細かくきちんと記録されていらっしゃいます。
とても分かり易く書かれた文章で、もし私が「がん」と宣告をされたら、担当医に「こう聞いてみよう」「こんな治療方法も試してみたい」「自分で選択することが大切」・・・等々、とても参考になる本でした。
Dsc01134
勇気を持って、「がんを告白」し、ここまで書いてくださった鳥越さんに感謝したいと思います。
「あとがき」の一部をご紹介しておきます。
「人間は自分ががんに侵されているとわかったとき、何を考え、治療ではどのような難問に遭遇し、何を痛み、どのような辛さを抱えて生きて行くのか?
そのとき最も身近にいる家族は何を思うのか?(中略)
自分ががん患者になった以上、冒頭にあげたような疑問に応えようと思った。
「取材者・鳥越」が、「がん患者・鳥越」をできるかぎり客観的に観察し、記録して残したいというおもいでもある」



再度の挑戦を決めました~(笑)

2011-10-15 | インポート
昨年の9月、山寺(立石寺)へ行ったのですが、雨で「五大堂」まで登るのをあきらめました・・・。
(昨年9月の日記、Blogを見てね)

長い間、楽しみにしていた場所でしたので、とっても残念でした!
ですから「絶対、もう一度行く!」と、決めていました~~(笑)。

それに、最近「缶コーヒー」のCMで、あのトミー・リー・ジョーンズが「東北の秋」をテーマにし、山寺に上って「この国の秋は美しい~~」とか言ってますよね(笑)
それを見る度に、ますます「行きたい!」病に~~きゃははは

今日は、地元の小学校の運動会の予定でしたが、雨風の強かったので「延期」・・・。
暇になったのでネットでいろいろ検索して遊んでいました(笑)。
そしたら、来週の週間天気予報で、「月・火」あたりが「晴れ」~~♪
「月」の予定は代わっていただけそうだし、「火」はなにも予定が入っていないので、「山寺へ行こう!」と決めました~~♪

新幹線の時間、ホテルの手配、他の見所、食べ物・・・etc、
いろいろ調べてから、「みどりの窓口」へ行って、キップを購入~~♪
ホテルもネットで予約~~♪

そうそう、「山寺の和尚さんが~~♪」って鼻歌を歌いながら調べていたのですが・・・、
この歌のモデルは、「立石寺」の山寺のこととばかり思っていましたが、違うようです。
「福岡県の大生寺」という場所とか・・・。
それも、悲しいお話が載っていました。

http://snkcda.cool.ne.jp/mame/1ukiha/12itinose.html
 「山寺の和尚さんはまりはつきたしまりはなし猫をかんぶくろにおしこめてぽんとけりにやんとなく...」この童謡に出てくる和尚さんは大生寺の第八世、蔦道和尚という言い伝えがあります。

日向(宮崎)の古月師について修行の後、白隠という有名な老師のところに修行にやられ厳しさのあまり禅病にかかってしまいました。袋に入れた猫をけってたわむれた歌は鳥道和尚が禅僧の厳しい修行の途中、狂人になった姿をうたったもののようです。そして病をおして老師のおともをしていましたが、龍谷寺(兵庫県)≡でとうとう狂態となり大生寺に帰山しました。その後、6年間の監禁のような生活の間にありとあらゆる苦労を経験し、病気も克服、仏教の本旨を発揮して皆から敬われたといいます」

心が痛む、つらい話から作られたとは・・・。