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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

お願いします~~と、テクテク(笑)

2011-10-28 | インポート
今朝はちょっと寒いくらいまで冷え込みましたが、お日様が上がったころからは温かくなりました。
真っ青な秋の空、風もなく気持ちがいい~~♪

11月14日から20日まで「女性の人権ホットライン強化週間」が始ります。
そのための「啓発チラシ」の掲示をお願いするために町内のいくつかの場所を訪ねました。

車でまわれば30分もあれば終るのですが、この素晴らしいお天気なんですから、ウォーキングを兼ねて歩こう~~♪

と、いことでテクテクテクテク~~(笑)

まず、駅前商店街組合の会長さんのお店に行き「今年もよろしくお願いいたします」と、掲示を依頼。
快くお引き受け頂きました。

その後、役所の福祉課で人権擁護の担当者と打ち合わせを済ませて、教育委員会へ~。
学校教育課、生涯学習課での用事を済ませて「小学校」へ。

小学校のPTA会員の方たちの会議室がありますので、そちらにチラシの掲載をお願いしてきました。

少し遠回りでしたが、秋のお日様にキラキラ輝く海を見ながら保育園まで行き、こちらにも掲示をお願い~~。
園長先生が「はい、いいですよ~」と、お引き受けくださいました。

それから、自治会の会長さん宅へ~~。
町内にある、いくつかの掲示板にチラシを掲示することを許可して頂きましたので、その足で何箇所かに貼ってきました。

最後は幼稚園~~。
こちらも毎年お願いしていますので、やはり園長先生が「分かりました~」と、お引き受け下さいました。

そんなこんなで「10750歩」~~♪
汗をかいてしまいました(笑)



かあちゃん・・・(読書感想文です)

2011-10-28 | 本と雑誌
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「かあちゃん」 重松 清 著
心の温かくなるステキな本です~~♪ 
「母が子どもに教えてくれたこと」
「子どもが母に伝えたかったこと」・・・、
最初の章は、かあちゃんの息子の目線から書かれた内容です。
 ヒロシの父親は彼が小学生のときに、対向車線にはみ出してきたトラックを避けようとして、ガードレールにぶつかり亡くなった。 その車には会社の上司も同乗しており、その人も亡くなった。
そのことを知ったかあちゃんは、その時33歳・・・そこから「人生を変えた」のです。
決して笑わないと・・・。
上司の家族に申し訳ない、その思いを決して忘れないために、自分の家庭の楽しみも贅沢も最小限に抑え、笑わず必死で日々を過ごす・・・それが、かあちゃんの償い方だったのです。
  そして二十数年後・・・、
親友がいじめにあっているのにそれを止められなかった、いや自分がいじめられる側になるのがいやで、いじめ側に回ってしまった中学生。
その親友は「自殺」をはかり、未遂に終ったものの転校して行った・・・。
が・・・その中学生も、それを苦に不登校となる。
心配する母親は、息子を転校させるために故郷へ引っ越すのですが、やっぱり学校へ行くことはできず、「罪」を感じながら屈折した思いで過ごす中学生の日々・・・。
そんなとき、中学生とその母親は「年老いたかあちゃん」に会います。
 母親のお父さんは、二十数年前に交通事故で亡くなった人だったのです。
その人のお墓に、毎月お参りすることを続けてきたかあちゃんは、そのお墓の前で倒れました・・・。
そのことを知った中学生は、自分のしたことを許して貰うために「謝る」のではなく、
そのことを決して忘れない」ことが、親友に対する償いなのだと気づくのでした。
  転校した親友や彼が好きだった女子、いっしょにいじめ側に回ってしまった友人、いじめの首謀である男子とその幼馴染の女子、彼らのちょっと頼りないクラス担任、子育てと仕事を両立させるために必死で頑張っている女性教師、そして、かあちゃんの息子・・・、
いろいろな関係にある人たちに与える、かあちゃんの行動、思い・・・。
そしてそのことが彼らを少しづつ成長させていくのです。
  人間が生まれてきた瞬間に、一番にそばにいてくれる母親。
人生の最初の記憶にいる母親。
その母親の記憶があるから、人間はひとりぼっちではないと感じられるのかもしれない。
 いくつかの章からなる本ですが、毎章がそれぞれ完結しながらも繫がっている。
人間の生きている日々も同じ・・・。
一人一人はそれぞれの人生を持っているけど、どこかで繫がっている
とってもステキなことですね。