暑い日が続く今年の夏~~、
少しでも涼しい場所を求めて、あっちの部屋こっちの部屋で、文庫本を片手にゴロゴロしていることが多いんです(笑)。
そのためかなりの「文庫本」を読破~~♪
ここにUPし忘れていた二冊~~~、
「Separation きみが還る場所」 市川 拓司 著
「いちばん初めにあった海」 加納 朋子 著
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二冊とも、哀しい物語ですが、なぜか心がきれいになるような不思議な読後感でした~~。
「きみが還る場所」・・・、
同級生だった二人が、親の反対を押し切って結婚します。
幸せに暮らす二人に、やがて試練が・・・。
妻に「不可思議な若返り現象」が起こります。
時が逆転する妻に寄り添いながら、二人だけの世界を貫くために愛を深めていく夫婦・・・。待ち受ける哀しい結末が分かるだけに「何とかして欲しい」と、願いながら読みました・・・。
何年も前に、ハリウッド映画でこれと同じような物語がありました。
大好きなブラピが主演でしたので観ましたが、この本は、「女性」におきる時の逆転現象なので、なんだかより哀れで・・・。
「いちばん初めにあった海」
過去の記憶を消したいがために、視力を失ったり、言葉を失ったりする女性。
「一冊の本」に導かれて、過去の記憶を取り戻し、心に受けた傷を見つめなおして修復するために「心のたび」をする物語です。
「ノックをしなければ、ドアは開かない」~~~、この本にあったいい言葉です。
本棚には、まだまだたくさんの本が積まれています(笑)。
もう少し、暑さも続きそうですので、お盆が過ぎたらまた読みます。