お隣の町の美術館で7日から始まった特別展は、「能面と装束展」~~♪
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何度か「能」を観たことはありますか、いつも遠くからですので「面や装束」の細かいところまでなかなか分からなかったので、ぜひ見たいと思い行ってきました。
「能」は、現在継承されている演劇では「世界最古」といわれているそうです!
この日本独自の芸術は「世界無形遺産」にも指定されています。
芝居だけでなく、舞や歌も重要な要素になっていますし、能面や装束の伝統工芸技術もすばらしいものです!
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今回の展示は、公益財団法人梅若研能会の所蔵する能面や装束とのこと~。
(能の流派の一つで「観世流」の能楽師とその一門の会です)
能の流派は、いくつかありますし、シテ方(主役)やワキ方、太鼓方、笛方、狂言方などでも、たくさんの流派があるみたいです。
実は・・・、
数年前に亡くなった友人が「能面を彫る」ことを趣味としていたので、いろいろ能についてのお話を聞いたことはあるのですが・・・うろ覚え・・・(苦笑)
でも「能面」の表情には興味を持っていました。
能面の種類には、200種以上あるようですが、「男・女・老人・鬼・霊」に大別できます。
その中のひとつ「若女(わかおんな)」~~♪
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大人の女性の美しさを十二分に表現していて、好きな面です。
対照的に、女性の怨霊を表した面~~「般若」~!
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角があるので、鬼の面と思っていました(苦笑)
この面の作者・般若坊という方の名前から、そう呼ばれているとか~~。
装束も、いくつか展示されていましたが、豪華な刺繍や織にため息がでました!
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普段は、こんな間近では見る事のできない「能面と装束」~~じっくり拝見してきました~~♪