またまたまた~~~「佐藤 青南」氏の本を読んでしまいました(笑)。
本読み書店員が選ぶ「日常ミステリー」第1位!~~という帯にひかれたかも(苦笑)
「君を一人にしないための歌」 佐藤 青南 著
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ミステリーといえばミステリーですが・・・、怖さのない楽しい本です~~♪
《 中学最後の夏、全国大会出場をかけた吹奏楽コンクールで大失敗をしてしまった男子学生。担当は「ドラム」です。
そのことがきっかけで、高校入学後も音楽とは縁をきるのですが・・・。
一ヶ月が過ぎた頃、同じ学校の一人の女生徒から「バンドを組むから」と、強引に誘われるのです。ちょっと優柔不断な彼は、引っ張られるままに、また音楽と向き合います。
同じ部には、音楽知識が豊富なベース担当の大人しい女生徒がいます。
強引な女生徒は、ボーカル担当。
こうなると、どうしてもギターの担当がいないとバンドにならない・・・。
そこで、「ギタリスト募集」のチラシを貼ります。
応募してくるのは「問題を抱えた人」ばかり(苦笑)。
その人たちの問題を、三人で推理し力を合わせて解決していく物語~~♪
なので、結局~~、バンドライブは本当にできるのかな?(笑)》
プロローグ と、エピローグ、
これは繋がる話~~。
間にTrack.1~Track.5 までがあり、ここでそれぞれの問題を解決していく物語です。
強引な女子生徒が、なぜドラマ演奏者の男子高校生や、音楽知識豊富な、ベースを弾く女生徒に声をかけたのかが、最後に分かるのですが・・・ここが感動もの!
彼女自身も「音楽への夢を絶たれた一人」だったからです。
現実にあるロックバンドの話や、ライブの光景、ビジュアル的なロッカー~~~なんだか若者向きの内容ですが(笑)、オバサンでも面白い~~~♪