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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私.
日々の出来事、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

小田原文学館と白秋童謡館~~♪

2022-04-01 | まち歩き
何年ぶりかで、小田原にある「西海子小路(サイカチコウジ)」をブラブラしてみました~~♪

この通りは、国道1号線の南側に並行して、小田原箱根口付近から早川口付近にあります。
昔~~武家屋敷が集まっていたという場所~~~、そのせいか今でも大きなお屋敷が多く閑静な住宅街になっています。
       

この西海子小路(サイカチコウジ)という名前は、昔~サイカチの樹が植えられてたことから名付けられたといわれています。
今は、両側には何十本という桜が植えられていて、春になると桜のトンネルになります~~♪
が・・・、これは昔の話(苦笑)。
今は、古木になって傷んでしまって・・・枝も背丈も切られて・・・花の数も少ない・・・ちょっと寂しい風景になってしまっています(( ;∀;))
           

それでも、桜の季節になるとかなりの人たちが歩いています。
今年もやっぱ、・・・、お花はガックリ状態でしたが、私の目的は「小田原文学館のお庭」ですから~~(笑)
          
     
西海子小路は、明治から昭和にかけて、谷崎潤一郎や三好達治など多くの文学者たちが周辺に居を構え、数々の文学作品を生み出していったゆかりの地でもあるということで、小田原出身やゆかりの作家の生涯や作品を展示紹介している小田原文学館があります。
    

元宮内大臣田中光顕の別邸を利用して1994年に開設されました。
本館と別館があり、いずれも国の登録有形文化財となっています。

本館は1937年に建てられたスパニッシュ瓦葺きの洋風建築でRC造3階建の本館部と木造平屋建の管理棟からなっていると案内に書かれています~。

↓お庭から見た建物です~~。白い壁と丸い部分がとっても可愛いですね~♪
    


お庭は、広々とした芝生がきれいですし、イスなどもあって休憩もできるんです。ちょうど桜もきれいでした~~♪
    

お庭の桜~~満開でした~~♪
    


別館は1924年に建てられた木造2階建てで、楼閣風が印象的な和風建築です。
    

1998年から白秋童謡館として使われていますが、そこへの小径~~「からたちの道」と呼んでいたような・・・。
    

こんな「赤い鳥小鳥」の碑もありました。
    

思わず「赤い鳥」や「からたちの花」を口ずさみたくなる小径~~♪
    

敷地内の途中には、市内の他の場所から移築した「尾崎一雄邸の書斎」もありました。
    

お花見に訪れる人たちの喧騒も聞こえない静かな空間~~~、のんびり~ゆったりとステキな時間を過ごしてきました~~♪