「夢駆ける馬 ドリーマー」
傷ついた競走馬と少女の思いが家族の絆・愛を取り戻す・・・ステキな物語の映画を観てきました。
ダコタ・ファニング・・・あの大きな瞳が可愛い~~♪
でも、いつまでも大きくならないような印象が・・・(苦笑)。
この映画、「人はみなドリーマー。夢に向かって走れば軌跡はおこる!」と、チラシに書かれていますが、これって、私の大好きな「生き方」です!
目標を決めて、それに向かって頑張れば、必ず実現できる・・・いつもそう思っている私です~~♪。
映画の主役(?)のソーニャドールという競走馬、スペイン語で「ドリーマー(夢見る人)」という意味だそうです。
アメリカ・ケンタッキーで、93年に2歳で前脚を骨折したマライアズストームという雌馬が、復活し、その後、いくつかのレースに出走した・・・という本当にあったお話がベースになっている映画です。
アメリカ最大の馬の産地・ケンタッキーで牧場を経営するベン(カール・ラッセル)。
かつては名騎手であり、今は優秀な調教師でもあるが、牧場の資金繰りは苦しい。
娘ケール(ダコタ・フェニング)を連れていったレースで、頼みの綱のソーニャドールが、骨折し安楽死をオーナーから命じられる。
ソーニャドールを助けて欲しいと父・ベンに頼み込んだケール。
ギャラの代わりに、オーナからこのソーニャドールを引き取ったベンは、父・ポップ(クリス・ク
リストファー)の協力を得ながらソーニャを治療し、調教するのですが・・・
その日々の中で、バラバラになっていた家族が、昔の絆・愛を取り戻していくのです。
祖父・ポップとベンの関係の修復や夫・ベンとの愛を再び取り戻す美しい妻・リリー(エリザベス・シュー)の、深くて温かい人柄がステキでした。
苦しい牧場の経営のために、ソーニャに種付けをして、その子馬を売ろうとするのですが、ソーニャは繁殖馬になれないことが判明。
困ったベンは、ソーニャを売ろうと決意・・・それを知ったケールは、ソーニャとともに逃げようとするのです。
ケールを乗せたソーニャが、突然暴走! その走りは・・・そう、驚異的な回復をしていたのです!
ケールのソーニャへの深い愛を知ったベンは、ケールをソーニャのオーナーにしたのです。
張り切ったケールは「ブリダーズ・カップ」への出馬を決心するのですが、そのためには莫大な費用がかかります。そこで・・・その資金を得るために、ベンの考えた案とは・・・
レース中の落馬がトラウマになって馬に乗れなくなっていた騎手・マノリン(フレディー。ドロリゲス)を、ソーニャに乗って、レースに出るように勧めたケール。
再び挑戦する気持を取り戻すマノリン・・・。
結果は~~~。
ケールがソーニャに「勝利」を託す心が、皆の力になるのです。
最後の「ブリダーズ・カップ」のレースの場面では、映画の一場面であることを忘れ、競馬場で本当のレースを観ている気持になって、思わず「Go~~!! GO~~!!ソーニャ~~~! 神さま~~~!」と叫びそうになりました(笑)
このお話、「こんなことありえない・・・」って、言ってしまえばそうなんですが・・・(苦笑)。
分かり易い物語で、夢があって気持ちが良かったです。
それに、美しいケンタッキーの自然・・・ステキでした~~♪