prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

2011年3月に読んだ本

2011年04月01日 | 
prisoner's books2011年03月アイテム数:14
心の砂時計遠藤 周作読了日:03月11日
天の向こう側 (ハヤカワ文庫SF)アーサー・C. クラーク読了日:03月11日{book['  rank'  ]
愛のゆくえ (ハヤカワepi文庫)リチャード ブローティガン読了日:03月14日{book['  rank'  ]
白痴・二流の人 (角川文庫)坂口 安吾読了日:03月14日{book['  rank'  ]
11の物語 (ハヤカワ・ミステリ文庫)パトリシア ハイスミス読了日:03月14日{book['  rank'  ]
本をつんだ小舟 (文春文庫)宮本 輝読了日:03月14日{book['  rank'  ]
新幹線がなかったら (朝日文庫)山之内 秀一郎読了日:03月14日{book['  rank'  ]
もんもんシティー (文春文庫)内田 春菊読了日:03月14日{book['  rank'  ]
走って、ころんで、さあ大変 (文春文庫)阿川 佐和子読了日:03月14日{book['  rank'  ]
永遠の0 (講談社文庫)百田 尚樹読了日:03月19日{book['  rank'  ]
さらば愛しき女よ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-2))レイモンド・チャンドラー読了日:03月29日{book['  rank'  ]
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「毎日かあさん」

2011年04月01日 | 映画
旦那のアル中の傍迷惑ぶりは「「西原理恵子月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気」に詳しく、もともとテレビアニメと連動しているせいもあってか、ここでの描写はかなりおとなしい。
未見だが、旦那の方の原作とその映画化「酔いがさめたら、うちに帰ろう」ではどうなっているのだろう。

ただ酒飲んでアル中になりましたというのではなくて戦場カメラマンとしての戦場で見た惨劇のストレスがところどころに入ってくるのも、キャラクターに同情できる作りになっている。
サイバラも相当に飲むのだが、アル中になるかどうかは元の体質(酵素を持っているかどうか)がかなり関係しているらしい。
アル中を相手にしている医者がこの「毎日かあさん」を見てばかに感激していたが、アル中をどんな目で見ているのか。

いくらで買ったのか、かなり立派な家なのだけれど、子供、特に男の子がどたばた遊びまわったらすぐどろどろに汚れてしまい、しかも亭主が子供がそのまま大きくなったみたいな人なので男の子二人が暴れているみたいなのが笑わせる。
母親たちがたくましく、男どもがだらしなく、子供が手がかかるのはどこの家も同じみたいと思わせる。

小泉今日子、永瀬正敏の本物の元夫婦が夫婦役をやっている効果はかなり大。ただし芝居そのものがしっかりしているから成立している話。
エンドタイトルに出てくる子役の写真は永瀬正敏が撮ったものだとタイトルに出るけれど、うまく撮れてますね。
(☆☆☆★★)


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