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小池栄子がいろいろあってスキンヘッドになるところは見事なメイク(だと思う、全然わからない)。まああちらでは「タクシードライバー」のモヒカン頭も「ラストエンペラー」の辮髪もメイクですからね。
ピエール瀧が堂々と顔を出しているのが妙な感じ。まあロバート・ダウニーJr.だって映画に出てます。資本といい、倫理規定といい、配信という黒船が来航したとまざまざと感じさせる。
地面師たちは集団で詐欺を働くのだが、チームワークとか精神的な結びつき、一体感はまったくない。どころか、隙あらば、というか隙を探して殺そうとしている。
豊川悦司が「ダイ・ハード」のアラン・リックマンに絡めたエピソードを刑事のリリー・フランキーにとくとくと語るセリフは原作にはない。リリーに相棒の池田イライザを絡めたのは善玉の側にも女を配した方がいいと判断してだろう。