prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「正体」

2024年12月07日 | 映画
横浜流星のキャラクターの文字通りの正体がかなり終盤になるまでわからず、彼に関わった三人の男女のそれぞれ違う世界と三面鏡のようにときどき乱反射するような編集で綴る。
流星のメイクの変化もだが、見ようによってはどちらともとれるコントロールが巧み。
ラストが意外性ではなくそこに落ち着くかという納得がある。