今のところ吹き替え版しか見ていないのでもともとロッサムという言葉が使われているのかどうかわからないが、ロボットという言葉を初めに作ったカレル・チャペックの戯曲「ロッサム万能ロボット会社 」Rossumovi univerzální robotiからと考えていいと思う。
もともと「ロボット」の語源は、1920年、劇作家カレル・チャペックがチェコ語の強制労働「ロボータ」と、スロバキア語の労働者「ロボトニーク」を合わせてつくった言葉で、人間の代わりに働かせるという含意がある。
「ロッサム万能ロボット会社 」は青空文庫で読めるが、ここでのロボットは金属の人形というよりけっこうレプリカント寄りだったりする。
綾瀬はるかのちょっと作り物っぽい声が合っていた。
ロボットのデザインが宮崎駿のラピュタと似ているなあと思ったら、まあ誰でもそう思います、監督が意識してそうしたのだそう。
正直、キラリが飛び立って島から出ていく、親離れ子離れするところで終わらせてよかったんじゃないかという気もする。
それだけ家族回帰熱を強くしないといけない想定される観客の事情もあるのか。