prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「パン・タデウシュ物語」

2024年12月30日 | 映画
いかにもな大作。
上映時間の長さに贅沢な美術衣装、色彩の美しさと艶やかな光、戦闘シーンの隊列の様式的な動きとリアリズムの並立。さらにセリフがやたらと朗々として声を張っている。
アンジェイ・ワイダとしては黒澤明の「影武者」「乱」にあたるようなものか。
可笑しいことに日本映画(の鬼門)ばりに熊まで出てきた。

ワイダの多彩さを証しだてる一編。






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