prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「六人の嘘つきな大学生」

2024年12月28日 | 映画
あれと思ったのは出てくる大学名が実名だったことで、早稲田、慶応、立教、一橋、法政、明治ということになる。これ野球の六大学のうち東大が同じ国立の一橋に替わっているので、つまりほぼ六大学に対応している。
どこも一流大学で、それで就職試験の最終選考まで残っておいて、私なんか何のとりえもないなんて弱気なことを言うって、なに言うとんじゃと思う。東大だけないのは偏差値が良すぎるから外したということか。

最初のうち六人とも通るかもしれない、いや通るだろうと噂して和気藹々としたムードで互いに引き立てあう感じでいたのが、やはり一人だけに絞りますというメールが会社からいきなり来て状況は一転、しかしあくまで利他的なポーズは崩さず六人のうち当人だけ外したメンバーのうち一番ふさわしい学生に投票して集計するというルールが成立する。
さらにその学生たちの過去にどんな汚点があるのかを密告する内容の封筒が置かれ、イヤミス的趣向が盛り上がる。

よく考えてみると(みなくても)一番イヤなのは選考する会社のはずで、このあたり創業者の体質の突っ込み不足含めてスルーしているのがなんかひっかかる。

浜辺美波だけスマートフォンの手帳機能でなく紙の手帳を使うほか差別化しているのだが、他でもひとりだけ特別扱いなところがあって、当然という気もする一方、なんかモヤモヤする。
お肌がつるつるすべすべなのにほとんど恐れ入った。






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