エイリアンの星に行ってからは、もうあからさまに「エイリアン2」そのまんま。何しろ原題がALIENS(エイリアン2の原題)ならぬSKYLINESだ。
部隊が不意打ちで大幅な損害を出すところから、女性兵士の自爆から、火炎放射器による殲滅から、エイリアンを格納庫から吸いだして退治するところから、パクリとかオマージュというのを通り越して、そういう共通基盤があってファンが共同で享受するのを前提にしたみたいな作り。
エンドタイトルにSkyline,Beyond Skyline,Skylinesを応援してきた世界のファンに感謝しますと堂々と出てくるくらい。
SFアクションにカンフーもフューチャーして、エンドタイトルに撮影中のアウトテイクを堂々と出す(グリーンスクリーンが堂々と写っている)というのもタランティーノ以後というか、好きなものをごっちゃにしてみんなで楽しむ式の作り方楽しみ方の産物という感じ。