prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「感染」

2004年10月28日 | 映画
病院というのはもともと気味の悪い場所だし、ここでは経営が傾いていてケアがいいかげんになっているのだからそれだけで十分コワい。セットもよくできているし、色を抜いて陰影の深い画面作りもいい。キャストも有名どころが揃っているし、「予言」より製作費はかかっている感じ。

だが肝腎の「意識に感染するウィルス」っていうのがどんなものかさっぱりわからない。フツーの院内感染で十分コワくなると思うけどね。意識の中の出来事だからってやたら飛躍した展開をするっていうのは一種の夢オチ=ズルではないか。
それと身体が緑色にどろどろにとろけていく生理的な気持ち悪さとがうまくつながらない。
(☆☆★★★)

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