prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊」

2022年02月11日 | 映画
休刊になる雑誌の記事という体裁のエピソード集。
いつものウェス·アンダーソン監督作にもましてひとつひとつの場面が完成していて、全編きっちりレイアウトされた雑誌の誌面みたい。

いかにもイメージとしてのフランスの連続なのだが、それが5月革命とかギャングといった、60年代から70年くらいのフランスのそれなのは、ヌーヴェル・ヴァーグ映画経由のイメージということではないか。日本で最もフランス文化が憧れをもって受け止められたのは昭和初め頃だからもっと古いだろう。






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