マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

ニューヨーク恋物語

2016年12月24日 | ニューヨーク恋物語



今日のフォト。 覚え書。 私の2016年イルミネーション撮影。
神戸ルミナリエ、100万人のキャンドルナイト、ひらかたパーク。
ドイツクリスマスマーケット(新梅田シティ)、OSAKA光のルネサンス。






            









「ニューヨーク恋物語」
イルミネーションで、デジブックを作りました。 お楽しみください。









主人と2人のメリークリスマスだけれど・・・
クリスマスだから、ホールのケーキを買いました。


ホールのケーキは、ショートケーキと違って、ワクワクする。
だって、ロウソクが立てられる。
今夜と明日の夜、2人で食べようと思う。(笑)


メリークリスマス♪ 素敵なクリスマスをお過ごしください。






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ニューヨーク恋物語

2013年10月31日 | ニューヨーク恋物語
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今日のフォト。 ニューヨーク、タイムズスクエア









                 









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2007年と2009年に撮った写真で、「ニューヨーク恋物語」を作りました。
実は、「ニューヨーク恋物語」の続編は、2年ぶりです。



コンデジ撮影ですが、デジブックでの「ニューヨーク恋物語」は、お初です。



ブログ、3~4日、お休みします。 
明日から11月、ゲストの皆さま、お身体 ご自愛くださいね。












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ニューヨーク恋物語クリスマススペシャル・大阪編

2011年12月23日 | ニューヨーク恋物語
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今日のフォト。
OSAKA光のルネサンス。



OSAKA光のルネサンスは、今年で9年目を迎え
すっかり「大阪の冬の風物詩」として、定着しました。






                 









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イルミネーションストリート、大阪市役所のライトアップ
中央公会堂のライトアップ、御堂筋のイルミネーションなどを背景に
1年ぶりに、「ニューヨーク恋物語」の短編をお送りいたします。



「ニューヨーク恋物語クリスマススペシャル・大阪編」です。












今日の1曲  クリスマスイブ 山下達郎









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今日子・・・ 今、僕は大阪にいるんだよ。



12月の半ばに、ニューヨークから一時帰国して
クリスマスの三連休は、友人を訪ねて大阪に来たんだ。



大阪では今、「OSAKA光のルネサンス」という
イルミネーションのイベントをしているんだ。









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大阪の人は、みんなとても元気で、この「みおつくしプロムナード中之島」の
イルミネーションストリートで、音楽が鳴り始めると踊り出すんだ。



今日子・・・ 聴こえるかい? 山下達郎のクリスマスイブの曲が流れているよ。
君がいたら、きっと「一緒に踊ろう」って、言うかもしれないね。



この道を前へ前へと、進んでいくと・・・









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中央公会堂に辿りついたよ。
この広場では、たくさんの人たちが、光のショーの始まるのを待っていた。



中央公会堂の周辺は、「フランス・デ・ルミエール(フランスの光)」と銘打ち
フランスのシャンゼリゼ通りのような雰囲気が漂っていたよ。









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今日子・・・ ショーが始まったよ。



ネオ・ルネッサンス様式の「中央公会堂」のデザインや形を生かし
個性あふれる、光の演出で観客を楽しませてくれる。



この色は、今日子・・・。









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そしてこの色は、ボク・・・。









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ふたつの色が重なり合った時、雪が降り始めた。
3Dの光のショーは、見事だったよ。



ショーが終わると、フランスアベニューを歩きながら・・・









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大川沿いに出ると、ナイトクルーズを楽しんでいる人たちがいたよ。
船のイルミが、川面に映って、とてもきれいだった。









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ローズガーデン(バラ園)へ行くと、美しい1本の木があった。
今日子が、僕をここまで導いて来たのかと思ったよ。



美しい木を見ていると、紫になったり、ブルーになったり
この木も、今日子と同じように、色を変えて僕を楽しませてくれた。









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丸いオブジェに顔を突っ込んで、光を見ていたワンちゃん。
この犬は、サンタクロースの洋服を着せてもらっていたんだよ。









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その様子を飼い主の男性が、写真に撮っていた。
我が子のように可愛いんだね。 幸せなサンタ犬だ。









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オブジェの前で、幼子が、中にある球を手に持って、微笑んでいる。
その光景を見て、僕はドキッとしたよ。



2006年3月に生まれるはずだった、僕と今日子の赤ちゃん。
生まれていたとしたら、もう5歳だ。
この子も同じくらいの歳だと思ったら、胸がいっぱいになった。









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ローズガーデンでは
ファミリーのほのぼのした光景をたくさん見た。



今日子が生きていたら、きっとあの子の下に
また弟か妹が、生まれていたかもしれない。
そしてこんな風に、ファミリーで笑っていたに違いない。









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零れそうな涙をぬぐって、夜空を見上げて今日子を探す。
まもなく新月。 大阪でも今夜は星がきれいに見える。









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僕の一番星が、輝いている。
今は、どんなに背伸びしても、一番星には届かない。



僕はあと何年生きたら、あの星に手が届くのだろうか?
今でもこんなことを言う僕を 今日子は、きっと怒るだろう。









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君が亡くなった年の12月
僕は君の面影を求めて、一人でパリに旅立った。



知り合って2年目の12月、君とパリでクリスマスを過ごしたことが夢のようだ。
そうだ。 あれは束の間の夢だったのだ。









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今日子・・・ 再び、大阪市役所前に戻ってきたよ。
今秋、大阪ではW選挙があって、ここは注目された場所だ。



大阪の人たちも、アメリカの大統領と同じように
「Change (チェンジ)」することに、自分たちの未来を賭けたのだ。









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僕の住むニューヨークも、今、とても大変な時期だ。
僕は、当分日本には、帰れそうにないよ。









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御堂筋のイルミネーションがきれいだから
難波のホテルまで、歩いて帰ることにするよ。









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そして僕は、こんなところで立ち止まってしまった。
音楽に合わせて色が変わる、エルメスのクリスマスディスプレイ。



今日子に初めて会った時、今日子は僕の給料の、何ヶ月分もする
エルメスのケリーバックを持っていた。



僕はあの時、バックにばかり目が行っていたよ。
そしていったいこの女は、何者なのだろうと思ったよ。



それがあんな風に、一瞬にして恋に落ちるなんて。









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今日子・・・ 今夜はとても寒い夜だよ。
真冬のこんな夜は、僕たちいつも手を繋いで、帰ったことを思い出す。
そしてそれらは、全て、過去となった。



明日、大阪から東京に戻り、28日に本社で仕事納めをして
29日にニューヨークへ発つよ。 僕には、ニューヨークがお似合いだ。



愛しい今日子・・・ 大阪からメリークリスマス。
愛しい今日子・・・ 僕からメリークリスマス。
愛しい今日子・・・ I love you






                 



ニューヨーク恋物語 第1章 東京編


ニューヨーク恋物語 第2章 東京編


ニューヨーク恋物語 第3章 東京編


ニューヨーク恋物語 第4章 横浜編


ニューヨーク恋物語 第5章 東京編


ニューヨーク恋物語 第6章 横浜編


ニューヨーク恋物語 第7章 横浜編


ニューヨーク恋物語 第8章 横浜編


ニューヨーク恋物語 第9章 ニューヨーク編


ニューヨーク恋物語 第10章 横浜編


ニューヨーク恋物語 第11章 ニューヨーク編


ニューヨーク恋物語 最終章


ニューヨーク恋物語 2008年 パリ編


ニューヨーク恋物語 2009年 横浜編


ニューヨーク恋物語 2010年 ニューヨーク編













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ニューヨーク恋物語2010・ニューヨーク編

2010年11月07日 | ニューヨーク恋物語
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今日のフォト。
マンハッタン(NY)をクルーズ。(笑)









                 









素敵な光景(写真)に出会えたので・・・
1年ぶりに、「ニューヨーク恋物語」の短編を書いてみました。



2005年5月に、このブログからデビューした
「ニューヨーク恋物語(マドンナ執筆)」は
5年半経った今も、大沢はニューヨークで暮らしています。



たった12枚の写真の上で、大沢の今日子への愛を語るのは
あまりにも短すぎるけれど・・・ 
11月6日に撮った写真の上で、お楽しみいただけたら嬉しいです。









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今日の1曲  愛し君へ 森山直太朗 









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今日子・・・ 今日はマンハッタンをクルーズしているよ。
潮風が心地よく、僕は久しぶりに寛ぐことが出来た。



今日の海はとても穏やかで、キラキラと輝いている。



そんな海をクルーズすると、僕たち2人の人生の航海も
きっとこんな風に、輝いていたに違いないと思ってしまう。









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今日子・・・ 君が逝ってから5年の歳月が流れたよ。
君はあの時のままだけれど、僕はだんだん中年の叔父さんに近づいてきたよ。



ベルトだってきつくなって、君がいたら、僕のお腹を叩いて
「ポンポコポン」なんて言って笑うだろう。



今日子・・・ 僕はこの秋、ニューヨーク支店のチームリーダーに昇格したよ。
今日子も一緒に喜んでおくれ。



久しぶりに潮風に当たったら、君の匂いを思い出して・・・
今は、懐かしさがこみ上げてくるよ。









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今日子・・・ 夕陽が海に傾き始めた。
地平線の向こうに行けば、君に会えるのだろうか。









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沈む夕陽が君ならば、僕は全力でこの海を泳いで、君をつかまえたい。
君はいつも太陽のように輝いていた。 君は僕の太陽だった。









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夕陽に照らされながら、行きかう船、カモメが船の周りを飛んでゆく。
船の上にも、たくさんの出会いがあるものだ。









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そんなことを考えている間にも、夕陽はどんどん沈んでゆく。
僕の乗った船は、沖へ沖へと出る。



僕が今でも君を追いかけているのを 見透かしているかのように
この船は、太陽を追いかけてゆく。 僕の太陽を。









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ゆく船がいて、帰る船もいる。
航海とは、必ず出た港に帰るのが約束ごとだ。



けれど今日子の船は、もう2度と僕の港へは帰って来ない。
夢なら醒めてほしいと、何度思ったことか。









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今日子・・・ 今日の日没は、17:00  
あと10分で、太陽が地平線の彼方へ沈んでしまう。 



けれどこの太陽は、明日の朝には東の空から昇り始め
また僕に、エネルギッシュな1日を与えてくれる。



君がこの太陽だったら、どんなにいいだろう。



君と一生涯、夜を共に過ごせなくても
朝には会えるこの太陽だったら、どんなにいいだろう。









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今日子・・・ もしかして・・・ 君はそこにいるのか?
お茶目でいたずら好きの今日子が、太陽にぶら下がっているのか?



最後の10分間に、サプライズが起きた。









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太陽が、化粧し始めたんだ。
眉を描き、チークを入れて、シャドーを付て、アイラインを引いた。









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こんなお茶目なことをするのは、今日子しかいない。
日没まで、あと5分。



君はその美しさをまた僕の心に、刻もうとしているのか。
僕の心は君に照らされて、真っ赤に燃えあがっているよ。



今日子・・・ 忘れるはずないじゃないか。
化粧なんてしなくても、忘れるはずないじゃないか。









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時間よ・・・止まれ。  沈まないでくれ。
目の前に今日子がいるのに。



君はこんな風に、永遠に僕の太陽で居続ける。
今日子・・・ 今日子・・・ 愛しの今日子・・・












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ニューヨーク恋物語2009スペシャル・横浜編

2009年09月13日 | ニューヨーク恋物語
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今日のフォト。
ニューヨーク、タイムズ・スクエア。






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「ニューヨーク恋物語」の原作は
2005年の5月に、このブログからデビューしました。


その後、ブログから私のホームページ
「マドンナの夢ギャラリー」に移行して、3ヶ月間連載しました。


そして3年ぶりに、昨年5月写真をふんだんに使って
復刻版、「ニューヨーク恋物語2008」を5ヶ月間、このブログで連載しました。






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最終章(2008年9月)では、これを読んでくださった多くの方々が
2人の恋のゆくえに、哀しい想いをされたかもしれません。







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2008年12月には、「ニューヨーク恋物語クリスマススペシャル」を
パリの写真75枚を使って、公開しました。



思い出のパリから、大沢が今日子に語りかける想い。
パリのクリスマス風景が、とても素敵なスペシャル版です。






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そして2009年9月、物語は2年の歳月が流れて、日本に帰国した大沢が
胸の内を綴る「ニューヨーク恋物語スペシャル・横浜編」をここにアップしました。


こちらの原作は、2007年11月にHPで書いたものです。


今回は、大沢と今日子の、思い出の写真を76枚使っての大作です。
秋の夜長に、ワインでも飲みながら、読んでくださると嬉しいです。






NIGHT Windows ~東京の夜景


尚、このエントリーの東京&横浜の夜景の写真は
2005年5月以来、「ニューヨーク恋物語」に、ご協力くださっている
「NIGHT Windows ~東京の夜景」のShinshinさんと、マドンナが撮ったものです。







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BGMは、森山直太朗さんの「愛し君へ」






                 






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今日子・・・
十月の初めに帰国して、もう一ヶ月になる。


僕は明日の夕方の便で、成田からニューヨークへ発つよ。
これでまた、しばらく日本ともお別れだ。






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今日子・・・ 
今度は、いつ日本に帰れるかわからないよ。


ニューヨークでの一人暮らしは寂しいけれど
帰国すると、東京や横浜には君との思い出がいっぱいで、切なくなる。






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思い出の場所に立つと、街の曲がり角から
ふいに君が現れるんじゃないかと、錯覚してしまう。








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君のいない横浜は、僕にとって「彩り」を失った街にしか過ぎない。
そんな想いを胸に、僕は明日、ニューヨークへ発つよ。


十月、君の三回忌の法要のために東京に帰り、一ヶ月。
本社での仕事にも、ようやくメドがついた。


僕にとっては、あっという間の一ヶ月だったよ。






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毎日仕事に追われて、なかなか君にメールができなかったけれど
今夜、こうして君に語りかけながら、キーボードを叩いているよ。






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横浜最後の夜、このメールを書き終えたら、君に送りたい。
今日子、君のいる天国のメアドを僕に教えておくれ。






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今日子・・・ 
今夜、僕はどこにいると思う? 


二年前に一時帰国した時、僕がニューヨークに発つ最後の夜
今日子と過ごした、横浜のロイヤルパークホテルの客室にいるよ。






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フロントに無理を言って、あの夜と同じ部屋を取ってもらった。
最後にこの部屋で、僕は今日子と話がしたかったんだ。


二年の月日が流れても、僕は今でも君を忘れられずにいるよ。
そんな僕にきっと君は言うね。  「大沢君って、バカね」って。






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秋晴れの十月
君の三回忌の法要は、鎌倉のご実家で、ごく内輪に行われた。
仏前には、鎌倉の家の庭に咲いている、秋桜の花が飾られていたよ。


君は毎年庭に咲く秋桜を嬉しそうに眺めて
それを手折っては、グラスに入れて、喜んでいたそうだね。






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君のご両親ともゆっくり話をさせて頂いた。


僕の知らない、親孝行で優しい今日子がいて
お父さんやお母さんにも、君はたくさんの幸せを与えてあげたんだね。






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君の子供の頃のアルバムを見せてもらったよ。


柿の木に登り、泥んこ遊びをしたり、ゴーカーに乗ったり
君はドール遊びより、男の子のような遊びが好きだったと。






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君の快活さは、幼少の頃の遊びから培われたものかもしれない。
まだまだ僕の知らない今日子が、アルバムの中にいたよ。


そんな今日子の全てを僕は生涯をかけて、知ろうとしていたんだね。
今はとても残念だよ。






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今日子・・・ 
十月半ばにお台場に行ったよ。


久しぶりに「ゆりかもめ」に乗ると
僕たちの夢のような日々へと、タイムスリップして行くようだった。






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お台場は僕たちのデートコースのひとつだったね。


初めて喧嘩したのもお台場だったし
ここではたくさんのライブやイベントも楽しんだ。






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お台場で夜のデートをすると、帰り際、いつも君はこう言った。


「私、もう一歩も歩けない。 ねえ・・・大沢君、私をおぶって」
そう言って、僕に甘えてきた。






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今日子はいつも僕の姉のような存在だったけれど
お台場では、まるで子供のような君がいた。


おぶってやると、君はものの五分も経たないうちに、寝息を立てた。
そして僕は背中に君の温もりを感じて、幸せだった。






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レインボーブリッジを眺めながら、僕たちはよく未来の話をしたね。


今日子・・・
サイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」という曲の一節に
こんなフレーズがあるのを知っているかい?






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君が打ちのめされて 立ちすくんでしまった時
僕がなぐさめてあげる 僕が君の代わりになるよ


暗闇が襲い 苦しくてどうにもならない時は
荒れた海に架かる橋のように 僕が体を横たえるから






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この歌は今でもニューヨークの人々を勇気づける歌なんだよ。


僕も今日子のためなら、「橋」になるつもりだった。
荒れた海に体を横たえ、君の幸せへの架け橋になるつもりでいた。






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今日子、君と僕との歴史の中にはない、東京の名所ができたよ。
その名も「東京ミッドタウン」


「東京ミッドタウン」が着工した2004年5月
僕たちは、ここにどんな素敵な空間ができるのかとワクワクした。






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着工から竣工まで、約3年。
「グランドオープンの日に来よう」なんて、君は言ったっけ。


その後の僕たちには、色々なことがあったけれど
その間も、ここでは順調に工事が進められていたんだね。






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2007年3月、「東京ミッドタウン」は、グランドオープンした。


けれどぼくたちは、もう東京にはいなかった。
僕はニューヨーク、そして君は天国。






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今日子・・・ 
この写真は仕事帰りに、都庁や新宿の街を撮ってみた。


新宿の街が一番ニューヨークに似ている。
マンハッタンの夜景は、僕の中ではいつも新宿と重なった。






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僕が残業で帰りが遅くなると、君は僕の会社のある新宿まで来てくれた。
そして新宿で食事をして、夜の新宿の街を歩いた。






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摩天楼のビルの真ん中で、僕は街の灯りを見るのが好きだ。


無数の命の光がキラキラ輝いているようで、その輝きがとても愛しい。
ニューヨークでも東京でも、人は懸命に生きているんだね。






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今日子・・・ 
東京に着いた夜、僕は素晴らしい光景に出会ったよ。


僕が「東京タワー」が好きなことは、よく知っていたよね。






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帰国した夜、僕は東京タワーに行ったんだ。


そしたらピンクの東京タワーがいたんだ。
僕は一瞬、今日子が立っているような気がしたよ。






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これは「乳がん早期発見啓発キャンペーン」の一環として
この夜は、世界の有名な建造物をピンク色にライトアップして
全世界の女性たちに、アピールしようという企画のようだった。






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こういう運動にも、今日子は積極的に参加していたね。
君はいつも働く女性や、弱い女性の味方だった。


君は弱い立場の者を守って、いつも何かと闘って、とても強い女性だったのに
こんなに儚く消えてしまったなんて、マジで嘘だろう?
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