今日のフォト。
今年も和歌山のいとこが、本柚子を贈ってくれました。
68個、9.6kgありました。
今年の柚子は、とても大きかったです。
それまでは、柚子ジャムを作る時
メルカリで、「花柚子」を購入していました。
花柚子の方が、値段が安かったのです。
けれど本柚子の方が、香りが高くものはいいです。
柚子ジャムと柚子茶を作らなければ
私の2024年は終わらない。
今年も無事、元気で作ることが出来ました。
写真は全て、スマホ撮り。
大きな柚子30個=5kgは
柚子ジャムにしました。
レシピは、私流のオリジナルです。
丁寧に、きれいに洗います。
洗った柚子を皮ごと熱湯に入れて茹でます。
殺菌のため、柚子の皮がやわらかくなるため
柚子の皮のワタが、取りやすくなるためです。
茹でた後、柚子の皮の痛みや汚れを取り除き
きれいにします。
茹でる前に、包丁を入れると
茹でる時に、柚子の中にお湯が入るので
茹でた後に、柚子の皮のお掃除をします。
半分に切り、柚子の果汁を絞り
種を取り出します。
柚子の皮を1/4に切り、2枚におろします。
5kgの柚子の皮の2枚おろしは(ワタを取る)
50分かかりました。
中腰での作業、これが1番大変です。
右手の人差し指に包丁を当てて、50分の作業。
人差し指に「血豆」が出来てしまいました。
名誉の負傷です。
ここからは、バンドエイドを貼っての柚子仕事。
まだまだ右手は使う。
次の難関は、皮のみじん切りです。
柚子皮、果汁、中身(果肉と袋)、種。
柚子仕事には、捨てるものはありません。
捨てるのは、ワタだけです。
みじん切りに、45分かかりました。
種はお茶パックに入れて使います。
種にはペクチンが多く含まれていて
一緒に煮込むことで
とろみを出す効果があります。
砂糖は一度に入れず、足してゆきます。
中身(果肉・袋)、果汁も全部入れず
加減をみながら、入れます。
砂糖、皮、中身(果肉・袋)、果汁が馴染んだら
お茶パックに入れた、種を入れて
混ぜながら、ゆっくりととろ火で煮詰めます。
トロトロ、やわらかくても、冷めると固まります。
今年は、中身(果肉・袋)を少なめに入れて作りました。
本柚子なので、香りも高くて
これだけの量を調理していると
部屋中が、柚子の香りに包まれます。
容器に入れます。
砂糖=60%で、冷蔵保存3ヶ月。
砂糖=80%で、冷蔵保存6ヶ月。
もっと長期であれば、冷凍保存です。
果汁は、ジャムにも使いますが
残った果汁を小さな容器に入れて
冷凍保存しておくと、お料理に使えます。
醤油を入れると、ポン酢。
他に、酢の物、ドレッシングなど。
香り豊かなお酢の代わりをしてくれます。
1番大きくてきれいな柚子3個は
冬至の「柚子湯」に使うつもりで
冷蔵庫に入れてあります。
そして次は、簡単「柚子茶」
洗った柚子を殺菌のために
沸騰したお湯の中に入れます。
ここまでが、柚子ジャムと同じ工程。
2枚おろしをします。
みじん切りした柚子に、グラニュー糖。
砂糖加減は、お好みで。
冷凍保存します。
食べる分だけ、容器に入れて冷蔵。
カップ(湯呑)に少し入れて、お湯を注ぐと
温かい柚子茶の出来上がり。
冬はホット、夏は冷たくして召し上がれ。
香り豊かな美味しい柚子茶です。
お茶の時間が楽しめます。
ふるさとの
便り届いて
柚子仕事
山川想ひ
あなた想ひて
ふるさとの太陽の下で育った柚子が
柚子ジャムや柚子茶になりました。
とてもハードな柚子仕事でしたが
達成感は半端なく、テンション上がりました。
元気で調理できたこと
元気で年の瀬を迎えられること
心から感謝です。