マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

柚子仕事2024

2024年12月20日 | 料理

 

今日のフォト。

今年も和歌山のいとこが、本柚子を贈ってくれました。

68個、9.6kgありました。

今年の柚子は、とても大きかったです。

 

それまでは、柚子ジャムを作る時

メルカリで、「花柚子」を購入していました。

花柚子の方が、値段が安かったのです。

けれど本柚子の方が、香りが高くものはいいです。

 

柚子ジャムと柚子茶を作らなければ

私の2024年は終わらない。

今年も無事、元気で作ることが出来ました。

 

写真は全て、スマホ撮り。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

大きな柚子30個=5kgは

柚子ジャムにしました。

レシピは、私流のオリジナルです。

 

丁寧に、きれいに洗います。

 

 

 

 

洗った柚子を皮ごと熱湯に入れて茹でます。

 

殺菌のため、柚子の皮がやわらかくなるため

柚子の皮のワタが、取りやすくなるためです。

 

茹でた後、柚子の皮の痛みや汚れを取り除き

きれいにします。

 

茹でる前に、包丁を入れると

茹でる時に、柚子の中にお湯が入るので

茹でた後に、柚子の皮のお掃除をします。

 

 

 

 

 

半分に切り、柚子の果汁を絞り

種を取り出します。

 

 

 

 

柚子の皮を1/4に切り、2枚におろします。

5kgの柚子の皮の2枚おろしは(ワタを取る)

50分かかりました。

中腰での作業、これが1番大変です。

 

 

 

 

右手の人差し指に包丁を当てて、50分の作業。

人差し指に「血豆」が出来てしまいました。

 

名誉の負傷です。

ここからは、バンドエイドを貼っての柚子仕事。

 

まだまだ右手は使う。

次の難関は、皮のみじん切りです。

 

 

 

 

柚子皮、果汁、中身(果肉と袋)、種。

柚子仕事には、捨てるものはありません。

捨てるのは、ワタだけです。

みじん切りに、45分かかりました。

 

 

 

 

 

種はお茶パックに入れて使います。

 

種にはペクチンが多く含まれていて

一緒に煮込むことで

とろみを出す効果があります。

 

 

 

 

 

砂糖は一度に入れず、足してゆきます。

 

中身(果肉・袋)、果汁も全部入れず

加減をみながら、入れます。

 

 

 

 

 

砂糖、皮、中身(果肉・袋)、果汁が馴染んだら

お茶パックに入れた、種を入れて

混ぜながら、ゆっくりととろ火で煮詰めます。

 

トロトロ、やわらかくても、冷めると固まります。

今年は、中身(果肉・袋)を少なめに入れて作りました。

 

本柚子なので、香りも高くて

これだけの量を調理していると

部屋中が、柚子の香りに包まれます。

 

 

 

 

 

容器に入れます。

 

砂糖=60%で、冷蔵保存3ヶ月。

砂糖=80%で、冷蔵保存6ヶ月。

もっと長期であれば、冷凍保存です。

 

 

 

 

果汁は、ジャムにも使いますが

残った果汁を小さな容器に入れて

冷凍保存しておくと、お料理に使えます。

 

醤油を入れると、ポン酢。

他に、酢の物、ドレッシングなど。

香り豊かなお酢の代わりをしてくれます。

 

 

 

 

1番大きくてきれいな柚子3個は

冬至の「柚子湯」に使うつもりで

冷蔵庫に入れてあります。

 

そして次は、簡単「柚子茶」

 

洗った柚子を殺菌のために

沸騰したお湯の中に入れます。

 

 

 

 

ここまでが、柚子ジャムと同じ工程。

 

 

 

 

 

2枚おろしをします。

 

 

 

 

 

みじん切りした柚子に、グラニュー糖。

砂糖加減は、お好みで。

 

 

 

 

冷凍保存します。

食べる分だけ、容器に入れて冷蔵。

 

カップ(湯呑)に少し入れて、お湯を注ぐと

温かい柚子茶の出来上がり。

 

冬はホット、夏は冷たくして召し上がれ。

香り豊かな美味しい柚子茶です。

お茶の時間が楽しめます。

 

 

 

 

ふるさとの

便り届いて

柚子仕事

山川想ひ

あなた想ひて

 

 

ふるさとの太陽の下で育った柚子が

柚子ジャムや柚子茶になりました。

 

とてもハードな柚子仕事でしたが

達成感は半端なく、テンション上がりました。

 

元気で調理できたこと

元気で年の瀬を迎えられること

心から感謝です。

 

 

 


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梅仕事

2024年10月14日 | 料理

 

今日のフォト。

6月に作った「青梅のらっきょう酢漬け」が

出来上がりました。

 

6月13日に漬けた梅を10月4日に

瓶から出しました。

 

 

 

            

 

 

 

 

青梅が

時を重ねて

琥珀色

夏越しした

小さな自信

 

 

お酢は体にいいそうです。

血糖値の上昇抑制

体脂肪・内臓脂肪の減少

腸内環境の改善

骨粗しょう症の予防

疲労回復

美肌効果

 

 

 

 

 

6月の梅仕事は、これ。

 

 

 

 

 

らっきょう酢は、ペットボトルに入れて冷蔵庫へ。

薄めて飲みます。

ホットでもアイスでも美味しいです。

 

ウォーキングを始めた頃、まだ暑かったので

小さなポットに入れて、持って出ました。

酸味もあって、氷砂糖の甘みもあって

とても美味しい飲み物です。

 

 

 

 

梅干しは、はちみつ漬けのような感じ。

酸っぱくないので、2つ3つ食べれます。

 

 

 

 

梅干しも、らっきょう酢ジュースも

とても美味しいです。

自己満足の秋。

 

 

 


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赤しそジュース

2024年06月20日 | 料理

 

今日のフォト。

今年も、赤しそジュースを作りました。

 

孫が大好きだと言ってくれるのと

大人も美味しいと飲んでくれる赤しそジュース。

 

昨年初めて作った時は好評で

もう一度作ろうとしましたが(6月末)

赤しそは完売で、もう入荷もしないとのことで

残念な思いをしました。

 

今年は、昨年の2倍の量の

赤しそジュースを作りました。

 

 

赤しそ=300g

砂糖=450g

クエン酸=大さじ1

水=2000cc

 

分量は、お好みでアレンジすればいいのですが

この分量だと、冷蔵庫で1ヶ月保存できます。

 

写真は全て、スマホ撮り。

 

 

 

            

 

 

 

 

先ずは、赤しそを水洗いします。

水気を取って、しそのお掃除。

 

軸に付いた赤しそを摘んでいき

葉だけにしました。

 

用意が整ったら

分量の水を沸騰させます。

 

 

 

 

 

赤しそを鍋に入れた時は、赤いですが

煮詰めていると、赤しそは緑になります。

 

 

 

 

 

赤しそをザルに上げて、水切りします。

この時の液体の色は、ピンク色。

 

砂糖を入れて煮詰めます。

甘さは、お好みで。

砂糖が溶けたら。

 

 

 

 

 

クエン酸を入れます。

クエン酸を入れると、ピンク色のジュースが

赤いジュースになりました。

この時は、感動します。

 

 

 

 

 

赤しそジュースの出来上がりです。

濃縮ですので、飲む時は薄めて飲みます。

 

氷を入れたり、炭酸水を入れたり

牛乳で割っても美味しいです。

 

赤しそジュースの効能は

 

血圧を下げる、アレルギー症状の緩和、整腸

血液をサラサラにする、疲れ目、風邪予防

疲労回復、食欲増進、など多大です。

 

 

 

 

 

引き上げた赤しそは、捨てずに使います。

勿体ない赤しその華麗なる変身。

ゆかりの佃煮を作りました。

 

これを作るために、水洗いした後

しその葉を茎から、摘み取ったのです。

 

フードプロセッサーを断捨離してしまい

包丁でのみじん切りは、粗いですが。

 

 

 

 

 

砂糖と醤油で味付け。

しっかり味が通るまで炒める。

 

 

 

 

 

鰹節といりごまを入れました。

ちりめんじゃこや、甘エビを入れてもOK

 

 

 

 

 

たくさんのゆかりの佃煮ができました。

 

 

 

 

ご飯にふりかけると、とても美味しいです。

おにぎりに入れてもいいです。

 

 

 

 

1000ml のペットボトルに入った

赤しそジュースを使って、初チャレンジ。

 

寒天を水に浸し、やわらかくなったら

固く絞り、細かくちぎります。

 

 

 

 

 

赤しそを沸騰させて、寒天を入れます。

鍋の中で、寒天をよく溶かせます。

 

 

 

 

 

あら熱が取れたら容器に入れて、冷蔵庫で冷やす。

 

それが・・・

赤しそジュースのゼリーを作るつもりが

分量の液体と寒天を入れても固まりが悪い。

 

赤しそを鍋に入れて、再び寒天を追加しても

想像したプリプリのゼリーは出来ません。

 

調べてみると、赤しそジュースには

クエン酸を入れるので、酸味があり

固まり難いとのこと。

 

 

 

 

ということで、赤しそゼリーではなく

「赤しそのヨーグルト」になりました。

 

酸味もあり、ヨーグルトぐらいの固まり。

これもありかな。

 

 

 

 

お子ちゃまの

赤いカクテル

キラキラで

心躍らせ

我もお子ちゃま

 

 

赤しそジュースは、大成功です。

 

私もこのジュースを飲む時だけは

透明の硝子コップに入れて飲む。

 

カクテルのような

美しい赤色を楽しみながら。

まるでお子ちゃまみたいに。

 

 

 

 


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梅仕事

2024年06月19日 | 料理

 

今日のフォト。 水無月は、梅仕事。

楽しい楽しい、梅仕事。

 

6月1日から、スーパーの店頭に

青梅が並び始めました。焦ります。

 

今年も「青梅のらっきょう酢漬け」を作りました。

昨年から、「はちみつ漬け」のような

梅干しが食べたくて、氷砂糖を入れました。

 

それがまた、とても美味しく

今年もチャレンジです。

 

青梅(南高梅)=1kg×3

らっきょう酢=700ml×2

氷砂糖=1kg×2(お好みの量で)

 

写真は全て、スマホ撮り。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

青梅を洗います。

 

 

 

 

乾かして。

 

 

 

 

爪楊枝や竹串で、ヘタを取ります。

 

 

 

 

 

しっかりと、乾かします。

そしてビンに入れます。

 

梅は全部で、143個ありました。

 

 

 

 

 

ゆく道よ

同じことする

亡き母と

雨の日の

梅仕事楽し

 

 

昔、母が梅を漬けるのを見て

酸っぱいし、梅干しは絶対に作らない。

 

そんなことを思っていたのに

たくさんの青梅を購入してきました。

 

人生には、「絶対」はない。

天国の母は、笑って見ているだろう。

 

 

 

 

氷砂糖を入れます。

分量は、お好みで。

 

 

 

らっきょう酢を入れます。

 

 

 

 

 

らっきょう酢を入れてしばらくすると

氷砂糖もとけていきます。

 

3ヶ月したら、蜂蜜漬けのような

甘い梅干しが食べられます。

 

漬け終わったらっきょう酢で

ピクルスを作ったり、酢の物を作ったり

牛乳を入れて混ぜると

飲むヨーグルトになります。

 

水割り、お湯割り、炭酸水割り。

とても美味しいドリンクになります。

 

 

 

 

 

漬けて、3日後の写真。

時々ビンをグルグルグル。

 

美味しくできますように。

梅仕事は、6月のトキメキ。

 

 

 


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煮こごり

2024年02月20日 | 料理

 

今日のフォト。 煮こごりを作りました。

 

煮こごりとは、牛肉、鶏肉、魚などを煮て

ゼラチン質の多い煮汁が

冷えてゼリー状に、固まったもの。

 

気温の高い夏には、作るのが難しい料理です。

 長らく作っていませんでした。

2015年3月に作って、9年ぶり。

 

写真は、全てスマホ撮り。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

牛すじ肉2kg

牛アキレス腱2kg

冷凍での購入です。

 

調理する前夜から、外に出して自然解凍。(下写真)

 

 

 

 

 

殺菌のため、牛すじ肉を サッと洗います。

茹でて切った方が、切りやすいのですが

 

ベタベタになるので、生の牛すじ肉を切ったので

1時間かかりました。(2kg)

歯も悪くなって来たし、9年前より細かく切りました。

 

 

 

 

 

有難いことにアキレス腱は、買った時に

ボイルして、切ってくれていました。

 

もしアキレス腱が、生のままだったら

牛すじ肉よりも長い時間、煮ることになります。

そして切るのも、牛すじ肉より困難です。

 

殺菌のため洗って、鍋に入れて煮込みます。

アクを取って、アクが出なくなったら

お湯を捨てて、サッと洗います。

 

 

 

 

 

きれいなアキレス腱です。

ボイルしている、切れている。

とても時間短縮できました。

 

もし生なら、アキレス腱だけで

4時間以上、煮込むことになります。

そして味付けをして、更に1時間煮込む。

 

 

 

 

 

細かく切った、生の牛すじ肉をサッと煮込みます。

右上写真、アクがいっぱいです。

アクを取りきったら、お湯を捨てサッと洗います。

 

再び鍋に入れて、水はヒタヒタで(かぶるくらいで)

牛すじ肉だけで、じっくり煮込みます。(3時間)

 

 

 

 

味は、醤油、塩、胡椒、七味(一味)、化学調味料。

 

お好みの味つけをしていきます。

 

醤油2種類は、私は出来上がりを

あまり黒くしたくないので、薄口醤油を使い

色の加減を見ながら、濃口醤油を足します。

 

 

 

 

 

牛すじ肉を3時間煮込んだら、アキレス腱を入れます。

ヒタヒタの水を入れて、調味料を入れます。

 

とろ火で、1時間煮込みます。

ここまでの合計煮込み時間=4時間。

牛すじ肉3時間+牛すじ・アキレス腱・調味料1時間。

 

 

 

 

 

煮こごりを作るために、大きな鍋を買いました。

断捨離して、大鍋は全部捨ててしまっていたのです。

 

役立ちました。

大鍋は、いい仕事をしてくれました。

 

 

 

 

 

調味料入れて、1時間(合計4時間)煮込んだら

煮こごりを器に入れて、冷蔵庫で冷やすと固まります。

 

ここで、固まり具合をみます。

やわらかいようなら、もう少し煮込み

固いようなら、水を足して、煮込みます。

 

 

 

 

 

寒い季節の調理、冷えると鍋の中でも固まるので

少し冷めたら、ジップロックに入れます。

 

 

 

 

 

ジップロックの洗濯ばさみは、ファスナーの

ギリギリまで、煮こごりがいかないように。

まだトロトロで、固まっていません。

 

ジップロックの煮こごりは、冷凍用。

下の容器は、これから食べるもの。

 

煮込み4時間+切る1時間+段取り1時間。

6時間以上の調理時間でした。

 

 

 

 

 

牛すじ肉2kg、アキレス腱2kg=合計4kgで

8kgの煮こごりが、出来ました。

 

家で作ると、100%コラーゲン、ゼラチン未使用。

お肉もギュッと詰まっています。

 

ネットで、煮こごりが販売されていました。

300g=1680円

送料=998円~(クール便)

 

ジップロックで冷凍した煮こごりを食べる時

自然解凍や、電子レンジでチンするのではなく

鍋に入れて煮込み、再び固まらせて食べます。

それが美味しく食べるコツです。

 

煮こごりは、料亭でも出される高級料理です。

 

 

 

 

 

鍋中で

交ざりてとけて

旨き味

人も交ざりて

とけて丸き味

 

 

煮こごりは、亡き母の得意料理でした。

そして冬の料理です。

美味しいご馳走が、出来上がりました。

 

 

 

 


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