今日は土用の丑の日でしたね。
みなさん、今夜のメニューはうなぎの蒲焼きでしたか?
土用の丑の日にうなぎを食べる風習は
江戸時代に平賀源内が広めたと言われています。
鰻屋の依頼で看板を書いた時、たまたま土用の丑の日で
「本日、土用の丑の日」と書いて店頭に掲げたところ
たちまち大評判になったということです。
そしてうなぎはビタミンの宝庫です。
ビタミンAやEは牛肉や豚肉の10倍前後も含まれています。
ビタミンAは成長促進、視力を正常に保ち
ビタミンEは老化を防ぎ、コレステロールを抑え
血液の流れをよくする働きもあります。
そして子供からお年寄りまで安心して食べられ、栄養価の高い食品。
夏本番を迎え、体がバテ気味なこの季節にうなぎを食べて
暑気払いをしましょうということです。
うなぎと食い合わせの悪いものは「梅干」です。
夏に「う」のつくものを取ると夏負けしないと言われます。
うなぎも梅ぼしも「う」のつく食べ物で
こうしたものを食べ合わせると体に刺激が強すぎるということで
胃腸の弱い人は下痢を起こすと言われています。
ちなみに有名な食い合わせには
スイカ と 天ぷら
たこ と ワラビ
松茸 と アサリ
赤貝 と つくし
タニシ と そば などがあります。
土用の丑の今日、うなぎを食べられなかった人のために
写真をアップしてみました。
お中元に頂いた、静岡県名産・浜名湖のうなぎの蒲焼きです。