今日のフォト。 私の街を走るチンチン電車。
阪堺電気軌道 モ501形 501号車。 通称=雲電車。
2010年8月、雲の上の部分がオレンジ色から、黄色に塗り替えられた。
私は、今日の夕方、住吉鳥居前にいた。(笑)
先日、なにわ伝統野菜・天王寺蕪の会 事務局長の
難波りんごさんからお手紙が届きました。
難波りんごさんと私は、子供を通じて知り合った、27年来の友人なのです。
10月25日(月)に、四天王寺で「天王寺蕪を味わう会」を開催するとのこと。
産経新聞社と浪速魚菜の会の共催で、天王寺蕪の会が協力して行われるようです。
私も何か、このブログで、協力できることがあればと思い
今日のエントリーを綴ることにしました。
四天王寺の西門・石ノ鳥居のすぐ近くに、なにわ伝統野菜のお漬け物屋さん
「浪花漬 四天王寺 西むら」があります。
店内には、「なにわ伝統野菜」のお漬け物がたくさん販売されています。
本来なら、店内の写真撮影は禁止ですが、思い切って言いました。
自分は、なにわ伝統野菜・天王寺蕪の会 事務局長の難波りんごさんと友達だということ。
四天王寺で行われる「天王寺蕪を味わう会」のイベントの応援ブログを書きたいということ。
それらをお伝えすると、店主の方は、快く店内の写真撮影を許可してくださいました。
そして今年1月に私が書いた
「大阪市なにわ伝統野菜」のブログも見てくださったようです。
店主の方とは、お話が弾み、いろいろなことを教えていただきました。
こちらのお店でも、10月25日のイベントをPRされていました。
たくさんの有名人の方が、訪れたようです。
サイン入り色紙も、数多くありました。
「浪花漬 四天王寺 西むら」さんを訪ねて、よかったと思いました。
おみやげも買って来ました。
四天王寺 西むら
大阪市天王寺区四天王寺1-12-10
電話 06-6772-6655
さて、何が出てくるかな?
西むらさんの包装紙の模様は、胡瓜、茄子、大根・・・。
左上から、天王寺蕪、赤かぶら、泉州水茄子
左下から、大阪しろな、毛馬胡瓜
難波りんごさんが、事務局長を務める、「天王寺蕪」です。
天王寺蕪は、夏の終わりに種を蒔き、今、芽が出て来たところ。
収穫は、11月~12月と、寒くなってからなので、浅漬はありません。
これは「天王寺蕪の粕漬」です。
天王寺蕪は、葉を捨てるなら買わないほうがいいくらいビタミンCやカロチンが豊富。
蕪の白い根株には、消化酵素のジアスターゼ・アミラーゼや
食物繊維のレグニンが多く含まれています。
効果は、活性酸素を除去するので、老化防止、成人病や動脈硬化の予防と改善
コレステロールの抑制など。 そして蕪は身体を温めてくれます。
「大阪しろなの浅漬」です。
「しば風味 毛馬胡瓜の醤油漬」です。
「泉州水茄子の浅漬」です。
天王寺蕪、大阪しろな、毛馬胡瓜、泉州茄子は、なにわ伝統野菜です。
「あつみの赤かぶら 酢漬」です。
こちらは、なにわ伝統野菜ではありません。
今、なにわ伝統野菜として認証されているのは、
大阪市内で8品目、大阪府下で17品目あります。
「かんらん浅漬」と「大葉入りゆず白菜浅漬」です。
この2品は、店主の方が、私にプレゼントしてくださいました。
かんらん浅漬は、キャベツ、人参、胡瓜の浅漬です。
大葉入りゆず白菜浅漬は、白菜、柚子、大葉の浅漬です。
本当にありがとうございました。
とても美味しかったです。
これは何かな?
こちらも西むらさんで購入した、豊下製菓の「なにわ伝統野菜」の飴です。
天王寺蕪の「のど飴」です。
なにわ伝統野菜の認証のシールが貼ってあります。
なにわ伝統野菜の天王寺蕪と、ユーカリのエキスが入っています。
喉の調子が悪い時に、特にオススメです。
こちらもなにわ伝統野菜の飴です。
天王寺蕪、毛馬胡瓜(けまきゅうり)、金時人参、勝間南瓜(こつまなんきん)
泉州水茄子、田邊大根(たなべだいこん)、河内一寸空豆(かわちいっすんそらまめ)、
玉造黒門越瓜(たまつくりくろもんしろうり)、天満宮前大根(てんまんぐうまえだいこん)
これらは全て、なにわ伝統野菜で、野菜のエキスから作られた飴です。
「西むら」さんから、お店のチラシをいただいてきました。
私はお漬け物が大好きなので、とても興味深かったです。
「天王寺蕪を味わう会」
2010年10月25日(月) 午前10時~午後2時。
場所 総本山・四天王寺 本坊
参加費3500円(昼食は、特製天王寺蕪と秋冬の魚菜弁当付き)
締め切り、10月4日必着。
電話 06-6633-9087(産経新聞社ウェーブ産経)
FAX 06-6633-0281
E-mail wave-osaka@sankei.co.jp
ところで、これはうちのぬか床です。
夏の間だけ、ぬか漬けを漬けます。
今年は暖かいので、まだ漬けています。
10日ほど漬けこんだ、茄子と胡瓜です。
かなりの古漬けです。
古漬けを水洗いして・・・。
細かく刻みます。
そしてしばらく水にさらします。
水にさらすと、苦み、辛みが消えます。
水に十分さらした後、布巾で絞って、水気を切ります。
土生姜をすりおろして・・・
煎りごまを入れて、混ぜ合わせると、美味しい古漬けの出来あがり。
「お漬け物は年寄りが食べるもの」と、思っているでしょ?
ところがこの古漬けは、娘も息子も大好きなのです。
お漬け物は、年寄りだけが食べるものではなく
先人が生んだ、素晴らしい食べ物だと思うのですが・・・。
そして全国の皆さんに、大阪には「なにわ伝統野菜」という
生粋の「なにわ野菜」があるということを 知っていただきたいと思います。
茄子も胡瓜も、ワケあり商品で、破格の値段で買って来ました。
形が不揃いだったり、曲がっていたりしているB級野菜。
これを古漬けにしましょう。
家族は古漬けが大好きなので、出来上がるのを心待ちにしています。
どんなに美味しい肉や魚料理も毎日食べると飽きる。
時にはお茶漬けとお漬け物で、あっさり済ませたい時もありますね。
最後になりましたが、このブログを書くことは
天王寺蕪の会 事務局長の難波りんごさんに、承諾していただいています。