マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

梅 病院へ

2005年05月31日 | 猫・にゃんこ
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梅が不調である。
週末あたりから目やにが出て涙が出た。
そのうち治るかな?と思っていたけれど
段々と悪くなる一方。

今日は動物病院へ連れて行った。
人間でも病院へ行くのは好きな人がいないように
動物は特に病院嫌いだ。
リリーなどキャリーバックを見ただけで隠れてしまう。

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その点梅はキャリーバックを見ても
それに自分が入れられて
病院へ行くというのがわからない様子。
サッと捕まえてギャリーバックの中へ入れる。
入れるときは無茶苦茶抵抗するのは梅。
鳴き叫ぶのも梅である。

キャリーバックに入れると震えだすのがリリー。
向きを変えて私をにらんで鳴き続けるのは梅。
2匹の猫はどこまでも両極端だ。

病院へ着くと先ず看護婦さんが
「梅ちゃんどうしたの?」って聞いてくださる。
「目やにが出て、涙が出るの」と言うと
「おめめどうしたのかな?」って梅に聞いてくれた。
動物病院は動物を人間の子供のように扱ってくれる。
それが好きだ。

診察室へ行くと今度はキャリーバックから出ようとしない。
やっとのことでキャリーバックから出して
診察台に乗せると「う~ッ」とうなっている。
先生にヤイバを向けているのだ。

リリーは診察台に上ると震えが極限に達して
私にしがみついて来る。
梅は絶対に震えたりしない子だ。

診察台に乗って手を離すと体重が量れるようになっていた。
年末の予防接種以来、体重の変化はなかった。

診察をするために先生が近づくと
今度は先生の手に噛み付こうとする。
この子の気性の激しさを先生はご存知だ。

目の診察をすると
「結膜炎ですね」と言われた。
目が真っ赤になっているようだ。
目薬を点眼してくれたが、これも大暴れするから大変。
鳴くわ、暴れるわ、引っかくわ、噛み付くわ・・・
こんな患者はきっと嫌だろうと思う。

診察が終わると、再びキャリーバックへ。
今度はお家に帰れる嬉しさから一目散に入る。
これは梅もリリーも一緒だ。

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目薬を1本出してくださった。
「1日4回さしてね」と言われたが
梅に4回も目薬をさすのはかなり難しい。
二人がかりでしないと無理。
もう私の手は傷だらけ。
この先思いやられる。

大きなおめめが片目だけ小さくなって涙ボロボロ。
性格もイマイチで、出来が悪い梅。
梅のよさはビジュアルだけ。
そのビジュアルがダメだと全然イケてない梅になる。
1日4回の目薬で早く治るといい。

病院から帰宅して、キャリーバックから出すと
食事を置いているトレーのところに行き
思いっきり「ニャーニャー」と鳴く。
「私がんばったからご褒美のカマボコちょうだい」と言っている。
干しカマボコスライスのスナックが大好きな梅。
いつもよりたくさん容器に入れてやると美味しそうに食べた。
これで機嫌は直った。

早く元通りの可愛いおめめの梅になるといい。






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全身麻酔の映画館

2005年05月30日 | 映画
今日の大阪は五月晴れ。
最近サボっていた掃除をしようと
昨夜から自分なりに一大決心をしていた。
やり始めるとやたらプロ意識に目覚めて暴走する。
サボり始めると流されることに平気な私。
いつも両極端だと思う。

朝の9時に始めた掃除は夕方の4時にやっと終わった。
昼食を食べると眠くなるので、今日も昼食抜きでした。
少し痩せられるから一石二鳥だけれど、昼食を抜くと
イマイチ午後から力が入らない。

お昼に娘からメールが入った。

「映画の招待券明日まででしょう?
 今日か明日、レイトショーで観に行かない?」

「了解♪」

4時に終わって、それからスーパーマーケットに行って
帰宅して急いで夕食を作り洗濯物を取り入れた。
娘が帰宅したのが7時過ぎ。

さてさて・・・
映画は何を観ましょうか?
今、一番観たい「ザ・インタープリター」は
この招待券を使える映画館では上映していなかった。
取りあえずタダ券を無効にするのはもったいないと思う浅ましさ。
ここの映画館は8ステージある。
8つの中から選ぶ第一条件は21時前後のレイトショー。
当てはまったのが21時からの「炎のメモリアル」と
20時45分の「クローサー」。
ネット検索をかけて、クローサーを観に行くことに決定。
映画館まで夜だから車だと10分かからない。
15分前には入館出来た。

座席に座ると少しヤバイことに気付いた。
昨夜ベットに入ったのが午前3時半。
6時起床で朝から掃除の一日。
スーパーマーケットへ行き、買い物して夕食作って
洗濯物も片付けて、夕食食べて出て来た。
もしかしたら睡魔が襲って来ないだろうか?

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案の定、映画が始まる前
予告編をしている頃から眠くなった。
せっかく来たのだから眠っちゃいけないと思った。
けれど・・・
「クローサー」が始まった途端眠ってしまった。
あの音響効果の中でよく熟睡出来たものだと
我ながら呆れた。
まるで全身麻酔がかかったように
映画の内容は何も覚えていなかった。

お金を払って観に来た訳ではない。
5月が終わると無効になるから
取りあえず観ようと思ったのが間違いのもと。
私は時々映画館で居眠りすることがある。
ほんの5分くらい。
今日は2時間半しか寝てないし、掃除で疲れているし
絶対にヤバイと思っていた。
だいたいレイトショーで映画を観るとよく眠る。
でも今日のように初めから終わりまで眠ったのは初めて。
全く内容を覚えていない。

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娘は「いい映画だったよ」と言う。
観た映画は必ずパンフレットを買うから
いつものように買おうとしたら、娘に言われた。

「全然観ないでずっと寝ていたのに」・・・と。

穴があったら入りたいと思った。




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帝塚山音楽祭

2005年05月29日 | あべの&天王寺
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地元で開かれている帝塚山音楽祭に行って来た。
毎年5月最後の土・日曜日に開催され
今年でもう19回目。
地元の人たちが協力し合って行う楽しいお祭りだ。

学生や主婦やサラリーマンたちが実行委員をして
地元の企業やお店に支援してもらいながら
街ぐるみで続けて来た。
野外ライブやラウンドバザーや子供たちも楽しめるイベント。
桜の名所の「万代池公園」を中心に心ふれあう一日だ。


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東京は白金、兵庫は芦屋、そして大阪なら帝塚山。
高級住宅街として発展し、市内有数の文京地区。
そして素敵な喫茶店やレストラン
ブティックが建ち並ぶ。

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そのお店が夜にはライブハウスに早変わりして
街に音楽があふれる2日間だ。
今年は個性豊かな13店舗が
ライブストリートに参加した。

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さてさて・・・
昼間、万代池公園の野外ステージでは
ライブが行われ
ジャズやロックやラテン音楽が次々と演奏された。
またフラメンコやギター、バンジョー、カントリー、バイオリン。
家々の軒下でもミニライブが行われていた。
街は音楽一色の2日間だ。

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私がダーリンと行ったのはもう夕方。
万代池公園はそれほど混雑はなかったけれど
午前中に行った友人は
「歩けないほどの人出」とメールして来た。
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「帝塚山音楽祭」は街ぐるみのイベント。
街中の人が盛り上がるし
色々に参加できるから楽しい。
今年はライブストリートのチケットは買わなかったけれど
来年はライブのハシゴをして夜も楽しもう。

帝塚山音楽祭が終わるとまもなく初夏が訪れる。



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プチ同窓会

2005年05月28日 | イベント・行事
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3年ぶりに高校時代の仲良し5人で
プチ同窓会をした。
この集まりを「紀州会」と名づけている。
大阪に在住する高校の同級生だ。

以前は1年に1度は会っていた。
何となくご無沙汰で3年も空いてしまった。

難波の宝石店に勤めるキャリアウーマンの直美ちゃん。
看護婦さんの伊沙子ちゃん。
ご主人のお商売の経理をしている緑ちゃん。
専業主婦は礼子ちゃんと私。
みんな都合をつけて今日集まった。

難波でランチした。
本当に久しぶりだから楽しくて、気持ちはち切れそう。
高校時代のことをとてもよく覚えている直美ちゃんが
話題を提供する。
彼女は相撲部のマネージャーをしていて
今年の正月に相撲部の同窓会があったらしい。
そこでたくさんの情報を仕入れてきた。
それに同級生の男子とメール交換している。
そのメール内容を暴露して、私たちは大笑いする。

男性とのメール交換は楽しい。
ましてや同級生で、その男子は昔、直美ちゃんに憧れていた。
直美ちゃんは全然その気がないから左うちわ。
彼はやはりとても嬉しいらしい。
私たちは「からかっちゃダメよ」と忠告する。
「アバンチュールを楽しんじゃダメよ」と爆笑しながら言う。

高校時代、私たちはそれぞれに好きな子がいた。
その話題になった。
風の便りをみんな繋げてくる。
好きな子がどんな人と結婚したかも情報が入る。

そして私たちの高校時代はヤングリクエストの全盛期だった。
深夜番組のラジオ放送で、リクエストした曲が流れ
ディスクジョッキーがトークしながらリクエストはがきを読む。

好きな子に伝えられない想いを
一枚のはがきに託してメッセージを送る。
それを深夜番組のラジオから流れると嬉しかった。
今のように携帯電話のメールなどない時代だ。
幼くて淡い恋をしていた。
まるで「冬ソナ」時代だった。

あの頃、携帯電話があったなら
私たちの人生はきっと違っていたかもしれないと話した。

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ランチが終わると今度はフリータイムでカラオケだ。
5人はマイクの奪い合いのように歌った。
時にはあの頃流行った歌をみんなで熱唱。
それぞれに18番があるから素敵だ。
カラオケ採点表が95点以上になると喜び合う。
まるで高校生並みだ。

伊沙子ちゃん、緑ちゃん、礼子ちゃんは6時に帰った。
私と直美ちゃんは難波に残って夕食を食べて
宗右衛門町でお酒を飲んだ。

直美ちゃんとはいつも一緒に通学した。
とても仲良しだった。
ここだけのブッチャケ話をした。
お酒が進むと饒舌になった。

昔の同級生に会いたいと思うのはきっと今が幸せだから。
そしてみんなの幸せをも少しだけ確認したいから。

5人はそれぞれにおしゃれして出て来た。
可愛らしく年を重ねてとても優しい笑顔だった。
素敵なマダムはいつもキラキラと輝いている。
私たち5人はそんな熟女だと自負している。






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ニューヨーク恋物語の裏話

2005年05月27日 | 私の想い
「ニューヨーク恋物語」は第4章でひとつの佳境を迎える。
半年ぶりに大沢と今日子が結ばれるシーンだ。
空港で大沢の到着を待つシーンから始まりやっと会えた二人。
それから汐留のレストランでのディナー。
読者にとってはかなりじらされて来た。

この「第4章横浜編」を外しては話が先に進めない。
やはり愛し合う恋人同士が再会すれば
セックスは避けて通れない現実。
それをどのように描こうかかなり迷った。

単独のサイトでの小説なら、
もっとリアルにセックスのシーンを描写出来たかもしれない。
けれどここは「マドンナの夢ギャラリー」だ。

二年以上毎日無休で更新して来た
「マドンナの夢ギャラリー」という看板がある。
それが私のサイトの本家だ。
あくまでも「ニューヨーク恋物語」はサブである。
この物語は恋愛小説だから描写をあえてファジーにした。

それに会話文を入れると妙にリアルになるのが嫌で
ほとんど会話らしい会話をさせてこなかった。
私の貧弱なセンスでは粋な会話を繋いでいくのは難しい。

そして二人を取り巻く状況を詳しく表現すればするほど
大沢と今日子の心模様がぼやけてしまうので
周りの状況はあえて淡々と綴っている。
それは私の実力のなさだとも感じている。
この第4章を読者が
どのような想いで読んでくださるのか不安だ。

物語は第12章(最終章)まで続く。
山場はこの後まだ3回ある。

いつもなら更新する時点で、来週の分が出来上がっているのに
今回は少し走り書きした程度で何も進んでいない。
イメージの中で書いていくには、かなり苦労する。
滑り出すとイッキに書けるのに、躊躇い出すとどうにもならない。

友人は「もっとコテコテにして」
「もっと問題を起こして」と注文する。
恋敵を登場させて、三角関係でもめさせようかと思ってみたり。
けれど遠距離恋愛の恋敵などたかがしれている。
たった12章しかない枠ならば
思いっきり幸せを綴ってやりたいとも思う。

akari050528

シナリオは出来ていても
この先私の胸三寸で
どうにでもなる大沢と今日子の運命。
ビルダーの上でキーボードを叩く時
私の中で「大沢と今日子」は
すでに架空ではなく現実の中の二人だ。



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