今日のフォト。
2月18日は、二十四節気の「雨水(うすい)」
雨水とは、降る雪が雨へと変わり
雪熔けが始まる頃です。
七十二候=雨水初候。
土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)
冷たい雪が温かい春の雨に変わり、大地が潤う季節。
土の下で眠っていた生きものも、目覚め始めます。
七十二候=雨水次候
霞始靆(かすみはじめてたなびく)
霧(きり)や靄(もや)のため
景色が現れては消え、趣のある季節です。
春に出る霧(きり)を「霞(かすみ)」と呼び
夜の霞(かすみ)は、「朧(おぼろ)」と呼びます。
七十二候=雨水末候。
草木萌動(そうもくめばえいずる)
やわらかい春の日射しの中、庭の片隅で
草木が芽吹き、新しい命が生まれます。
吊るし雛
ゆれて桃色
風運ぶ
今日雨水吉日
君想ひ
雨水の日に、お雛さまを飾ると
良縁に恵まれるという言い伝えがあります。
雛人形は、厄を移した人形を
水に流していたことに由来します。
旬の食べ物は、蛤、菜の花。
ひな祭りや結婚式には欠かせない、縁起のよい貝です。
蛤の2枚の貝殻は、対のもの以外とは合わないことから
夫婦和合の象徴とされ、祝事に用いられるようになりました。
春を呼ぶ菜の花のレシピは、たくさんあります。
小鉢に季節のものを見つけると、嬉しくなりますね。
2月18日は、二十四節気の雨水。
山に積もった雪も
ゆっくりととけ始め、田畑を潤します。
昔から、雨水は農耕を始める時期の
目安とされていました。
今週は寒波が続きそうです。
けれどこの寒さも、ラストスパートです。
頑張って乗り切りましょう。