マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

大沢たかおのミュージカル「ファントム」

2008年01月25日 | 観劇・ライブ
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23日に大沢たかおのミュージカル「ファントム」を観て来ました。

昨秋はニューヨークのブロードウエイで「オペラ座の怪人」を観て
私は完全にエクスタシーしてしまったのだが・・・・
これでまた違った角度から「オペラ座の怪人」に魅了されてしまった。


フランスのガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」は
ファントムの秘密を握るペルシャ人の日誌をルルーが手に入れ
小説としてまとめあげたという、いわばノンフィクションを装ったフィクション。
この小説は、瞬く間にベストセラーとなりました。


1925年にアメリカで映画化された時、原作をバッサリと刈り込み
歌姫クリスティーヌとファントムの物語として上映されました。


この映画は大ヒットし、その後はその設定だけがクローズアップされ
ミュージカルとしても上演されることになりました。


「オペラ座の怪人」には3つの軸になるお話があります。
ファントム=エリックの心の悲劇を強調したもの。(人間性)
怪奇趣味を強調し、ホラー的に表現したもの。
そしてファントムとクリスティーヌとラウルの三角関係というラブロマンス。


この三角関係のラブロマンスのミュージカルは小説よりも有名で
ニューヨークのブロードウエイや日本でもロングランで上演されています。


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音楽も衣装も設定も豪華絢爛。
ゴージャスな雰囲気と
心地よい音楽に身も心も包まれる傑作作品。
2004年公開の映画「オペラ座の怪人」はこの舞台の映画化でした。


原作からホラー色を取り除き、老若男女が楽しめるロマンチック路線は
パリを強調した演出や音楽が効果的で、多くの人々に鑑賞されてきました。


今回の大沢たかおのミュージカル「ファントム」は、エリック(ファントム)の
怪人ではなく、人間としての「心模様」を描いたもので
シャンデリアが落下するシーンも
クリスティーヌを船で地下室へ誘いこむクライマックスシーンもない。
脚本、アーサー・ピコット、作詞・作曲、モーリー・イェストンのコラボレーション。


歌姫クリスティーヌとファントムのラブロマンスの人気があまりにも高過ぎて
このピコット&イェストン版の「オペラ座の怪人」は
ニューヨークのブロードウエイでは一度も上演されたことがないという。


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大沢たかおはこの作品がミュージカルデビュー。
ファントム(エリック)のピュアな心を体当たりの演技で伝えた。


馴染みのない「オペラ座の怪人」の音楽の中
最後まで観客の気持ちをとらえ
ラストシーンでは、観客のすすり泣く声さえ聞こえてくる大沢の名演技。
観終わった後、さわやかな気持ちにさせられたのも彼のこの作品への情熱か?


帰路の車の中では、やはりCDを掛けて聴いてしまった。
私の好きなこのシーンのこの曲を。
2つのファントムの作品が私の心の中で交差しながら、音楽が流れた。



写真は上から、いずれも観た作品のプログラム。
1、 2007年8月、劇団四季のミュージカル「オペラ座の怪人」
2、 2007年11月、ニューヨーク・ブロードウエイのミュージカル「オペラ座の怪人」
3、 2008年1月、大沢たかおのミュージカル「ファントム」





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大寒

2008年01月21日 | 日記
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今日は「大寒」
二十四節気のうちのひとつで
一年のうちで最も寒い日であるとも言われます。


小寒(1月6日)、大寒(1月21日)、立春(2月4日)
大寒から立春までわずか2週間です。
春はもうすぐそこまで来ています。


この2週間の寒さを何とかしのぎましょうね。


大阪も先週末から寒い日が続いています。
最高気温が一桁台。
最低気温が共に1~2度です。
ちなみに、今日「大寒」の最高気温は7度、最低気温は1度でした。


風邪など引いていませんか?
帰宅したら、うがいをすると、効果的です。
イソジンを1滴落としてね。
私はそれで今年は何とか元気でやっています。


そして寒い夜は温かい飲み物を。
最近、生姜湯、昆布茶、葛湯、抹茶かたくり
ホットミルク、ホットココア、ホットチョコレート
・・・なんて楽しんでいます。


写真はお気に入りの喫茶店でのホットチョコレートです。
召し上がれ♪



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阪神淡路大震災13年に想う

2008年01月17日 | 私の想い
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1995年1月17日、午前5時46分。
この日この時間、悪魔が神戸の街を呑みこんだ。


マグニチュード7.3
犠牲者(死者 )6434名、行方不明者 3名、負傷者 43792名

家屋の全半壊 25万棟。(約46万世帯)
避難人数30万名以上
被害総額10兆円規模


6434名の他にも震災を遠因として多くの方が亡くなられました。
そして被災地の公園や街角・学校などには
「慰霊碑」 「追悼碑」 「モニュメント」が作られています。


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あれから13年。
神戸市中央区の東遊園地では17日早朝
市などの主催で追悼行事が催され
被災者や遺族が「1.17」の形に並べた
約7000本の竹灯籠(とうろう)に点火しました。


そして地震が起きた午前5時46分に合わせて参列者が黙とうを捧げ
追悼モニュメントに献花しました。 


13年前の今日、ライフラインが完全に断ち切られ
家もなく、着るものもなく、冬の寒空に凍えながら必死で生き残った人々。


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そんな中で食糧や救援物資の配布。
医師や看護婦や救急隊員の懸命の救助。
そしてボランティア活動の人たちの支えは大きく
日本中が、心をひとつにして神戸にエールを送りました。
人の心の優しさや温かさにも感動した記憶が蘇ります。


13年の歳月が流れ、街は復興したかのようにみえます。
けれど何年経っても遺族らの心の傷は癒えることはない。


1月17日 午前5時46分。
犠牲者の方のご冥福を心からお祈りいたします。(合掌)




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どんど焼き

2008年01月14日 | イベント・行事
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小正月に行われる火祭りの行事
「どんど焼き」はほぼ全国的に共通で
竹や藁(わら)や杉の葉などで小屋ややぐらを作り
正月飾りや書初めを一緒に燃やし
繭(まゆ)玉だんごや餅を焼いて食べます。


「正月飾り」を燃やすということから、神さまを空に送る。
つまり「正月の神さま」が空に帰っていくという意味が込められています。
このどんど焼きは今年一年の「無病息災」を祈って執り行われます。


私の地域の氏神さまでは
明日のどんど焼きを前に、今夜神事が執り行われました。


昨年は喪中で、以来一度も氏神さまに参拝することもなく終わり
今年は初詣にも行かなかったけれど・・・
明日のどんど焼きを前に、古いお札を納めに参拝に行きました。


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どんど焼きに点火するお焚きあげの儀式はとても厳粛で
地域の人々は
正月用のしめ飾りやしめ縄を持って氏神さまに出かけます。


それをお焚き上げの前に置いて
二拝二拍手一拝して無病息災を祈ります。


高く積まれた藁や青竹に点火されると炎は思わぬほど燃え上がる。
青竹が割れる音がポンポンと響き渡る。
闇夜を突き抜けるような大きな音が耳に心地よい。


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大阪市内ではダイオキシンや環境問題で
どんど焼きが出来ない神社も増えています。
けれど私の氏神さまでは
未だに古式ゆかしい儀式が執り行われています。


明日は早朝6時から夕方4時までどんど焼きが行われます。
松の内も取れて、これで正月気分が遠のきましたね。


ホームページの方にビデオをアップしました。
マドンナの夢ギャラリー・パート2 
マドンナのビデオファイル・どんど焼き





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週刊・モーニング

2008年01月13日 | 日記
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ずっとお正月らしい話題が続いていましたが
このあたりでちょっと違うお話をしましょうね。


1月10日の木曜日に、街の書店で一冊の雑誌を見つけました。
「モーニング」という週刊誌で、大人向けの漫画です。(毎週木曜日発売)


これは別に私の愛読書でもないのですが
表紙の猫があまりにも可愛らしくて手に取ってしまったのです。
やはり私は猫人間でしょうか?(笑)


何気なく中身を立ち読みして、もう一度表紙の猫を見ると
私はそこで重大な異変に気づいたのでした。


猫の背景はブルーの空に雪の結晶といったものでしょうか。
猫が「さむいよー だきしめてほしいのら」と言っています。


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中身をパラパラと読んで・・・
雑誌を閉じて、表紙に戻ると、信じられないことに
さっきまで表紙にあったブルーの空も雪の結晶も消えて
可愛らしい仔猫が空から舞い降りてきているのです。


何が起こったのか訳がわからなくて、表紙をよく見ると
「モーニング史上初、暖めると表紙が大変化!?」と書いてあります。


イマドキの雑誌はここまで進化したのかと
こういうことを考えた、この雑誌社の企画と
これを印刷した印刷業者に拍手を送りたい気持ちでした。


読者にサプライズな贈りものでしょうか。
楽しいことをやってくれるじゃない。
自分の手で暖めると、変化する表紙が面白くて
書店では、この雑誌でずいぶん遊んでしまいました。


昔、子供の頃、「あぶり出し」というのをしました。
酢や砂糖水やみかんの絞り汁で絵や文字を描いて乾かす。
そしてそれを火鉢の火などにかざしてあぶると
先に描いた絵や文字が浮かび上がりました。


あぶり出しは江戸時代の頃から、庶民の遊びとして
広く親しまれたそうです。
私も子供の頃、あぶりだしの年賀状を書いたことがある。


この雑誌は焙るというか、暖めると絵が消える。
「あぶりだし」の逆バージョン?
こんなことができるとは、また私の中で疑問が渦を巻く。


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ああ・・・・面白い!と
書店でこの雑誌を5冊手に取って購入しました。
雑誌をまとめ買いする人も珍しいのか
「5冊同じものでいいのですか?」と尋ねられました。


地元の猫仲間の人たちに
「あなたは冷血人間?それともハートあったかい?」などと遊んでもらいましょう。
私からの「猫お年賀」ということで。(笑)


この雑誌、16日(水)まで書店やコンビニで発売中。
一度手に取って、あなたの手で表紙を変化させてみて。
童心にもどれます。
ストーブで暖めてみたり、息を吹きかけてみたり
ほっぺをくっつけてみたり、それはそれは楽しいです。


週刊・モーニングさん、今週号は大当たりでしたよ。
中の漫画は読んでないのに、この表紙に魅せられて
私は5冊も買いましたからね。
素晴らしい企画と、印刷技術に拍手です。




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