マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

日本いけばな芸術展2

2022年11月10日 | アート・文化



今日のフォト。 生け花アート、表現力は、無限。




友人にチケットをいただいて
「日本いけばな芸術展」に行って来ました。
日にちが空いてしまいましたが、続きです。


花の名前に無知な故、うまくブログが書けませんが
素晴らしい生け花の写真だけでも、残しておきたくて。
ブログにアップします。


2022年10月26日~10月31日
大阪高島屋 7階グランドホール






            









都未生流(1人の制作)




フワフワ・モフモフで
大小の花器、花は繋がって。


まるで母子のような生け花です。
昭和の時代では、考えられなかった生け花。









池坊(1人の制作)




私がお題を付けるなら・・・
「宝船」
花が気持ちを 豊かにしてくれる。









千風未生流(1人の制作)




紅い実と、フウセントウワタ。
背の低い真紅は、菊。


花台を木の切り株にしたのも
作家さんの拘りでしょう。









草月(3人の制作)




作家さんの意図するところは、わからないけれど
3つのオブジェは、人間みたいに見えます。
紅い実の生け花は、お松明(たいまつ)


無病息災、五穀豊穣、疫病封じ
私には「祈り」のような生け花に思いました。









小原流(3人の制作)




上の生け花の松の枝ぶり、お見事です。
自然のものですよね。


木工用ボンドでクネクネしたかと思うほど。
よくこんな材料に、出会えましたね。
ご縁です。


下の生け花の花器には、もみじを浮かべて。
ああ・・・ 風流ですね。









先春流(1人の制作)




木製の花器にして、秋色を彩りましたね。
洋花のアンスリウムや、グロリオサも違和感なく。
紅葉し始めた楓が、素敵です。









池坊(1人の制作)




君はどうして、逆立ちしているの?
君はどうして、立てっていられるの?


裏に回って、覗きたかったけれど
種明かしは、しない方がよい。
これはこのまま、私の感性でとらえよう。









藤院未生流(3人の制作)
御室流(3人の制作)
萬葉流(3人の制作)




こんな風にして1ブースに1作品。
前半・後半ともに、166ブースに、600人以上の
生け花作家さんが、お花を生けました。









嵯峨御流(3人の制作)




昭和の時代、小学校の入学式や卒業式の壇上
演台の横には、立派な祝い花を生けてありました。


松や桜の木のものを入れて。
百合や薔薇や菊。


松は、年中色が変わらない縁起物。
正月にも門松が使われる。


今、式典の壇上に行ける、祝い花の松は
こんな風に、アレンジされるかもしれないと思いました。









一光流(3人の制作)




胡蝶蘭から、赤い実が流れるように生けてあります。
春(蝶)と、秋(赤い実)の表現でしょうか。









草月流・副会長 勅使河原 茜さんの作品




主催者の公益財団法人・日本いけばな芸術協会は
今年、創立55年を迎えられたそうです。


お花と共に暮らす人生。
美しき人生かな。


心の描写を ひとつの作品にこめて。
素敵な芸術です。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本いけばな芸術展1

2022年10月28日 | アート・文化



今日のフォト。 友人に、チケットをいただいて
「日本いけばな芸術展」へ行って来ました。


前期展の初日に行ったのですが、大盛況でした。
素晴らしい生け花に、ただただ感動するばかり。


花の名前に無知な故、うまくブログが書けませんが
素晴らしい生け花の写真だけでも、残しておきたくて
ブログにアップします。






            









池坊(5人の共同制作)




昔の生け花は、水盤に剣山を置いて
花を生けたものです。


水盤も剣山も無い。
水はどこから?と、近づいて見る。









専敬流(1人の制作)




アートの世界ですね。









小原流(3人の共同制作)




色も統一されて、目にやさしくて
心が、落ち着きます。









御室流(1人の制作)




夏と秋との共演。
鶏頭と紅い実。
赤銅色の花器が、しっくり来る。









未生流笹岡(5人の共同制作)




アートの多い作品の中で
「和のしつらえ」に、出会うとホッとする。


いいですね。
日本の四季、侘と寂。









閑渕流(1人の制作)




モフモフの中の 真っ赤なアンスリウム。
可愛いですね。









池坊(3人の共同制作)




こんな流木、どこにあったのだろう?
水はどこから、吸っているのだろう?
疑問ばかり。









草月流(5人の共同制作)




これも、いけばな。
これも、「日本いけばな芸術展」の作品。









未生流中山文甫会(3人の共同制作)




ミラーの上に、ミラーの花器。
花が映り込む。
存在感が、2倍になる。









未生流庵家(5人の共同制作)




モダンな花器に、伝統的な生け方。
ギャップ萌え。









小原流 小原宏貴副理事長の作品。
とても力強い作品です。




芸術の感じ方は、人それぞれ違う。
どの作品も、魂がこもっていました。


166ブース(166作品)に
600人以上の作家さんが、お花を生けました。
お見事です。


知らない流派もたくさんあり
勉強になりました。
次回も続きます。


大阪高島屋 7階グランドホール
10時~18時30分


2022年10月26日~10月31日まで
(前期=10月26日~10月28日)
(後期=10月29日~10月31日)


お時間ありましたら、お出かけください。
素晴らしい生け花です。







  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪くらしの今昔館6

2018年01月22日 | アート・文化



今日のフォト。 大阪市城東区、古市中団地のジオラマ。






            









昭和28年(1953年)~昭和31年に、建設が始まった
城東区の古市中団地は、総合的な手法で建設した大阪市営住宅。









高度成長期が始まる時代、日本の黄金期に
団地という、新しい住まいが出来ました。









居間でテレビを観ながら、団欒を楽しむ。









台所では、女性たちが話をしています。









部屋の中の調度品。
ラジオ、ミシン、冷蔵庫。









台所の横は洗面所。 洗濯機もベランダにあります。









水洗トイレや、バルコニーもあり、当時の市民の憧れでした。
大阪市営住宅は、抽選に当たって、ようやく入居できる。









高く伸びているのは、古市中団地のとっくり型給水塔。
単純な平行配置ではなく、住棟を微妙にずらしています。
古市中団地は、計画的団地の開発で、脚光を浴びました。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪くらしの今昔館5

2018年01月21日 | アート・文化



今日のフォト。 大阪くらしの今昔館。
じっとジオラマを見ていると、時代がタイムスリップする。






            









明治から昭和初期にかけての 空堀通り。









江戸時代の町家が残りつつも、モダンな家が建ち始めました。









手持ちだと、なかなかピントが合わせられなくて。









こちらは屋根から見た、長屋の風景。









屋根にもの干しがあって、布団や洗濯物を干している。









モダンな家の玄関先。









お父さんは茶の間。 お母さんは台所。









堺筋です。









バスや車が走り、荷馬車や自転車が横切る。
この街のジオラマには、まだ信号機が無い。
長閑な風景です。


寒い季節、大阪暮らしの今昔館で遊んでみませんか?






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪くらしの今昔館4

2017年12月10日 | アート・文化



今日のフォト。 八千草薫さんが語り始めると
ジオラマが移動して、空堀通りの散髪屋さんとなりました。






            









散髪屋の店主もお客も、笑顔です。









散髪屋さんが広場。
銭湯に行く隣の叔母さんが、立ち寄った?









八千草薫さんが、散髪屋のお嬢ちゃんだった昭和のお話。









散髪屋さんの道具。









この子が、八千草薫さんだったのかな?









優しくて、あったかくて、ほのぼのして。
お人形の表情に見とれてしまいました。









同じフロアにある、天神祭のお迎え人形。 
酒田公時、猩々(しょうじょう)、木津勘助、鎮西八郎。









天神祭船渡御、どんどこ船。
ガラスにへばりついて、ミクロの世界をマクロで撮りました。(笑)






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする