今日のフォト。
フレンチレストラン 「ル ミディ」
10月に地元に、「ル ミディ」という、フレンチレストランがオープン。
友人と、「行こう、行こう。」と言いながら、ようやく叶いました。
「ここのお店、元は何やった?」・・・・私
「元、牛乳屋さんやったやんか。」・・・・Tさん
「せや、せや、ここは牛乳屋さんやったわ。」・・・・私
「ここの自販機の牛乳は、安~て新しいから、遠くからでも買いに来たはったわ。」・・・・Fさん
「せやけど、機械が古~て、お金入れても、出てくるのがもの凄く遅いねん。」・・・・Fさん
「機械が古~ても、安~て新しい牛乳やったら、ええやんか~。」・・・・Tさん
「お金入れたら、ウィーン、ウィーンって言うて、やっとこさ出てくるんよ。
あんた、ほんまに、牛乳出せんの~???って、心配やったわ~。」・・・・Fさん
「せやけど、牛乳屋さん、どこ行かはったんやろ?」・・・・私
「ほんまに、どこ行かはったんやろ? オーナーに訊いてみよか?
あっこは、知る人ぞ知る 牛乳屋さんやったのに。」・・・・Tさん
席に着いて、料理が運ばれて来るまで、
ひとしきり牛乳屋さんのことで、盛り上がりました。
2人掛けのテーブル席が10席。 カウンター席は無し。
テーブルの上に置かれたナプキンには、リボンが掛けられています。
私のためのナプキン。 リボンを外して、ナプキンを膝に掛ける時、実に心地よい。
これだけでも、このお店のお客さまへの 「お持て成しの心」が垣間見れます。
冷製オードブル。
これが出て来た時、私たち3人は「キャッ~~」って歓声を上げた。
甘海老とサーモンのタルタル。
バルサミコソース(左黒色)、香草ソース(右緑色)
ハートランドビール。
温製オードブル。
白子のムニエル 蟹のビスクソース。
本日の鮮魚料理。
鯛と鱸(すずき)のポワレ サフランソース。
そしてここで握らせてくれたのが、「シャトー・ラギオール」
柄(え)=持ち手の部分は、水牛の角(つの)です。
ひんやりと冷たくて、手に優しいフィット感です。
1本数万円もするレアもののナイフとフォークです。
柄(え)の部分についているミツバチのマークは、「シャトー・ラギオール」の目印。
皇帝・ナポレオンが好んで使っていたシンボルの「蜂」を
背に付けることを許されたのは、「シャトー・ラギオール」だけ。
「シャトー・ラギオール」の刻印です。
これだけでこのレストランの「拘りと風格」がわかる。
本日の肉料理。
フランス・シャラン産鴨胸肉のロースト ベリーソース。
デザート。
黒胡麻のブラマンジェ、ガトーショコラ、フランボワーズのソルベ、柿のタルト。
デザートが出て来た時、私たち3人は「キャッ~~」って、歓声を上げました。
宝石箱をひっくり返したようなデザート。
最初と最後に、「キャッ~~」って歓声を上げて、私たちまるで女子学生みたい?
無理あるかぁ?・・・・(笑)
コーヒー、エスプレッソ、紅茶。 三人三様。
ここのお店は、連日、満席です。
ランチは、たぶん予約しないと、お席がないと思います。
私たちが食事中も、たくさんのお客さまが来店されましたが
残念ながら満席で、帰られました。
私は食事中、ずっと考えていました。
12月2日から始まる友人の写真展のDMを このお店のどこへ置いてもらおうか。
DMを置いてもらうスペースが無い上に、オープン間もない高級レストラン。
果たして、置かせてもらえるだろうか?
食後、オーナーシェフの方とお話させていただいて、設置はOK
シェフは、レジ前のこの場所を 提供してくださいました。
例え、友人のDM設置をお願いする時でも
私の素性がわからなければ、どのオーナーさんも不安だと思う。
お願いする時には、必ず、住所氏名(本名)電話番号の書いた、私の名刺を渡す。
そうすれば、オーナーさんと客(私)の間に、信頼関係が生まれる。
一介の主婦、名無しの権兵衛では、こういう無理なお願いは、常識として、先ず出来ない。
私が名刺を渡し、ご挨拶をすると、オーナーシェフも、お名刺を下さった。
信頼関係が生まれた瞬間です。
帰りには、オーナーシェフは外まで出て、お見送りしてくださいました。
こういう気持ちのいいレストランも、数少ない。
オープンして、まだ2ヶ月目。 地元で長年暮らす私の勘。
帝塚山という独特の地域で、このレストランは、将来きっと有名になる。
フレンチレストラン 「ル ミディ」
大阪市住吉区帝塚山中4-9-3
Tel 06-6671-2688
ランチ 11:30~14:00
ディナー 17:30~21:00
定休日 水曜日