28日のことである。
夕方兄嫁から電話があった。
けたたましい勢いに何かと思った。
内容は母の郵便局のキャッシュカードを預かっているから
本人が確認できるものを持って郵便局へ来てください。
・・・とのこと。
そんな連絡の手紙が大阪の郵便局から兄のところに届いたようだ。
一瞬 何?
と思いきや・・・・
私が26日に母のキャッシュカードで郵便局からお金を引き出し
現金は抜いたが
キャッシュカードはそのままATMに忘れて来たようだ。
入院している母のお金の管理は兄と私がしている。
今月は兄ところが忙しいので、私が病院の支払いや
母のお世話をしてくれている
お手伝いさんの給料を支払うことになった。
それで母の通帳からお金を引き出した。
そしてそんな失態をしてしまった。
郵便局にはかなりの金額のお金が入っている。
一瞬「お金抜かれた?」と兄嫁に聞くと叱られた。
お金は抜かれてないけれど、母が郵便局に行けないから
果たしてそのキャッシュカードを私がもらいに行って返してくれるかどうか。
「困ったことになったわよ」と叱られた。
とりあえずそのお知らせの手紙と母の保険証を送ると言ってくれた。
委任状は私が母に成り済まして書いた。
そして私の運転免許証と母の通帳と印鑑を持って郵便局へ行った。
窓口でちょっといぶかしい顔をされた。
私は旧姓でない。
母との続き柄を証明する戸籍謄本を持って行けばよかったのかと
少し後悔した。
書類を見ながらまだ考えている。
変な沈黙が流れた。
今は親がした子供名義の預金が満期になって
それを引き出そうとしても子供に確認の電話をしたいと言われる。
「これは親が子供の名前でしたお金やねん」と怒鳴りたくなる。
その沈黙の後の言葉が怖わかった。
女性の方が細かいことによく気が付いて簡単に処理してもらえない。
私は窓口のお姉さんに違う話題を振った。
私特有の術?(笑)
「ワァー!この七色のポスト可愛いわ。これどうしたらもらえるん?」
「公共料金を郵便局の口座から
引き落としの手続きをしてくれたら差し上げています」
「公共料金は銀行から引き落とししているし。
でも絶対にこの可愛いポストを7個ほしいわ」
「年金でもいいですよ」
ホラ!ホラ! ちょっと気持ちほぐれて来た。
「母の年金でもいいの?
母の年金は実家の近くの地方銀行に振り込まれるので
本当は困っているの」
「この用紙に書くだけでいいんです。
向こうの銀行との手続きは一切不要で
年金が自動的にこの郵便局の通帳に振り込まれます」
と言って用紙までくれた。
「じゃ一度母に相談して、早急に手続きして
この七色のポスト頂きに来るわ」
「是非! 是非! お願いします。お待ちしています」
この時点で立場が替わったようだ。
頼む方と頼まれる方の立場が完全に入れ替わった。

窓口でちょっと楽しいおしゃべりすると
押し問答することもなく快く返してくれる。
こちらが息まなきゃ相手も息まない。
こちらが気持ち許すと相手も許してくれる。
このあと母のキャッシュカードはすんなりと返してくれた。
私は時々こんな失敗をしている。
以前銀行で生活費を引き出して通帳とカードだけ取って
お金を全部ATMに置き忘れて来た。
生活費を出すと私はよく両替機で新札に交換する。
今は両替機もキャッシュカードを入れて1枚のカードから
いくらまで両替可能という制限がある。
その両替機の中に1万円だけ取り忘れたり・・・・。
いずれもすべて銀行から連絡があって返って来たのだが。
お財布は2度落として、1度は返って来たが1度は返えらなかった。
友人宅へ行くのに手みやげを電車に置き忘れた。
傘も多い。
本当に私はぼんやりしている。
その性格はそっくりそのまま息子に遺伝して、これが相当ひどい。
「ATMでキャッシュカードやお金の取り忘れある?」って友人に聞いたら
「そんなことは一度もない」と言われた。
「すごいわ!」って言ったら、「当たり前」って顔されて笑われた。
やっぱり私が悪いんだわ。
反省の一日だった。
夕方兄嫁から電話があった。
けたたましい勢いに何かと思った。
内容は母の郵便局のキャッシュカードを預かっているから
本人が確認できるものを持って郵便局へ来てください。
・・・とのこと。
そんな連絡の手紙が大阪の郵便局から兄のところに届いたようだ。
一瞬 何?
と思いきや・・・・
私が26日に母のキャッシュカードで郵便局からお金を引き出し
現金は抜いたが
キャッシュカードはそのままATMに忘れて来たようだ。
入院している母のお金の管理は兄と私がしている。
今月は兄ところが忙しいので、私が病院の支払いや
母のお世話をしてくれている
お手伝いさんの給料を支払うことになった。
それで母の通帳からお金を引き出した。
そしてそんな失態をしてしまった。
郵便局にはかなりの金額のお金が入っている。
一瞬「お金抜かれた?」と兄嫁に聞くと叱られた。
お金は抜かれてないけれど、母が郵便局に行けないから
果たしてそのキャッシュカードを私がもらいに行って返してくれるかどうか。
「困ったことになったわよ」と叱られた。
とりあえずそのお知らせの手紙と母の保険証を送ると言ってくれた。
委任状は私が母に成り済まして書いた。
そして私の運転免許証と母の通帳と印鑑を持って郵便局へ行った。
窓口でちょっといぶかしい顔をされた。
私は旧姓でない。
母との続き柄を証明する戸籍謄本を持って行けばよかったのかと
少し後悔した。
書類を見ながらまだ考えている。
変な沈黙が流れた。
今は親がした子供名義の預金が満期になって
それを引き出そうとしても子供に確認の電話をしたいと言われる。
「これは親が子供の名前でしたお金やねん」と怒鳴りたくなる。
その沈黙の後の言葉が怖わかった。
女性の方が細かいことによく気が付いて簡単に処理してもらえない。
私は窓口のお姉さんに違う話題を振った。
私特有の術?(笑)
「ワァー!この七色のポスト可愛いわ。これどうしたらもらえるん?」
「公共料金を郵便局の口座から
引き落としの手続きをしてくれたら差し上げています」
「公共料金は銀行から引き落とししているし。
でも絶対にこの可愛いポストを7個ほしいわ」
「年金でもいいですよ」
ホラ!ホラ! ちょっと気持ちほぐれて来た。
「母の年金でもいいの?
母の年金は実家の近くの地方銀行に振り込まれるので
本当は困っているの」
「この用紙に書くだけでいいんです。
向こうの銀行との手続きは一切不要で
年金が自動的にこの郵便局の通帳に振り込まれます」
と言って用紙までくれた。
「じゃ一度母に相談して、早急に手続きして
この七色のポスト頂きに来るわ」
「是非! 是非! お願いします。お待ちしています」
この時点で立場が替わったようだ。
頼む方と頼まれる方の立場が完全に入れ替わった。

窓口でちょっと楽しいおしゃべりすると
押し問答することもなく快く返してくれる。
こちらが息まなきゃ相手も息まない。
こちらが気持ち許すと相手も許してくれる。
このあと母のキャッシュカードはすんなりと返してくれた。
私は時々こんな失敗をしている。
以前銀行で生活費を引き出して通帳とカードだけ取って
お金を全部ATMに置き忘れて来た。
生活費を出すと私はよく両替機で新札に交換する。
今は両替機もキャッシュカードを入れて1枚のカードから
いくらまで両替可能という制限がある。
その両替機の中に1万円だけ取り忘れたり・・・・。
いずれもすべて銀行から連絡があって返って来たのだが。
お財布は2度落として、1度は返って来たが1度は返えらなかった。
友人宅へ行くのに手みやげを電車に置き忘れた。
傘も多い。
本当に私はぼんやりしている。
その性格はそっくりそのまま息子に遺伝して、これが相当ひどい。
「ATMでキャッシュカードやお金の取り忘れある?」って友人に聞いたら
「そんなことは一度もない」と言われた。
「すごいわ!」って言ったら、「当たり前」って顔されて笑われた。
やっぱり私が悪いんだわ。
反省の一日だった。