9月7日(日)の午後2時すぎに、東京を出発し、大泉インターから関越自動車道に入り、藤岡IC経由で軽井沢に向かった。
東京を出るころは日も射していたのだが、鶴ヶ島を通過するあたりから文字通り「雲行き」が怪しくなり、花園あたりから大粒の雨がフロント・ガラスにバシバシッ!とぶつかり、ワイパーを最速にしても時おり前方が見えなくなるくらいの豪雨となった。
初めての経験である。気象的には日本は「亜熱帯」になったとテレビで誰かが言っていたが、ほんとうにハワイなどで経験したスコールのような雨だった。
怖いので、左側車線に移って50km前後で、前方のクルマの車幅灯を目印に走った。
ところが、上里SAが近づく頃には、雨は上がっていた。と言うより、花園の辺り一帯だけが豪雨で、豪雨地帯をぬけると、まったく雨など一滴も降っていなかった。
上里で小休憩を取り、今度は息子の運転で上信自動車道に入る。
すると、甘楽の手前あたりで再び豪雨となった。今度はさっきのよりもさらに激しい雨である。
隣りの車線を追い越してゆくクルマの跳ね上げる水しぶきで、一瞬まったく前が見えなくなることもある。
そして、また、富岡の辺まで来ると、先ほど同様一滴の雨も降っていない。まったく雨の気配などなく、道路も乾燥しているのである。
今年の夕立ち(?)はずい分局地的である。4時すぎに軽井沢到着。
いずれにしても、恐ろしいドライブであった。
* 写真は、9月7日の雨の上信自動車道。雨は小降りになっている。豪雨の真っ最中は、いくら助手席に座っているだけと言っても、とても写真を撮っている余裕はなかった。
2008/9/7