久しぶりに“メグレ警視”ネタでも・・・。
時おりチャンネルをひねっていて、偶然ミステリー・チャンネル(247ch)で“メグレ警視”シリーズをやっているのにぶつかる。
最近では、
“メグレと幽霊”(原作は“Maigret et le Fantome”,1963年、佐宗鈴夫訳『メグレと幽霊』河出書房“メグレ警視シリーズ5”)、
“セシルは死んだ”(原作は“Cecil est morte,1939年、邦訳は無しか)、
“メグレ間違う”(原作は“Maigret se trompe”,1953年、萩野弘巳訳『メグレ間違う』同シリーズ2)、などなど・・・。
そして、きょうは、“メグレの途中下車”(原作は、“Maigret a peur”,榊原晃三訳『メグレの途中下車』同シリーズ4)。
きょうの犯人は、時おりメグレものに登場する「異常犯罪者」。
ただし、シムノンは、メグレに「正常な人間は人殺しなどしない」と言わせている。
“メグレと幽霊”は原作(邦訳)では、舞台はパリ18区となっているが、テレビではなぜかフィンランドのヘルシンキが舞台になっていた。
フィンランドでも放映されるので、視聴者に配慮したのだろうか。
景色は悪くなかった。
* 写真は、“メグレの途中下車”(ミステリーチャンネル 247ch )から。
フランス車はフランスの風景に馴染んでいるのであって、シトロエンを日本で乗っても風景に馴染まないだろうか。