豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

皇居一周

2011年04月19日 | 東京を歩く

 一昨日の日曜日、皇居を一周してきた。

 おととしの6月に、NHKの“ためして、ガッテン”で「ゆるジョギ」というのをやっていた。
 マグロが数千キロ(数万キロ?)を回遊しても疲れないのは、マグロには「遅筋」という筋肉が発達しているからで、人間もこの「遅筋」を鍛えておくと長時間歩いても疲れない、「遅筋」を鍛えるためには息が上がらない程度にゆっくりとした速さでジョギングするとよい、という話だった。
 
 それ以来、わが家では近所の公園の周回道路を毎晩「ゆるジョギ」するようになった。家から7~800m、1周600mを2~3周するだけなのだが、つづかないと思っていたが3年近くつづいている。
 携帯に付いている万歩計は累計で2487kmになった。東京-京都間(日本橋-三条大橋間)を2往復し、現在は3往復を目ざして、京都・三条大橋から大津宿に向かっているところである。

 最近では、近所の公園では物足りなくなって、いつかは皇居一周ジョギングに参戦しようと、下見に行ったのである。

         

 まずは、竹橋(ただし標識は「雉子橋通り」)の毎日新聞社前を出発し、時計の反対回りで歩いた。
 
 最初に見えてくるランド・マークは九段下の武道館。常連のランナーらしき人たちは靖国通り沿いの急な坂道を避けてショートカットに左折していったが、われわれは靖国通りを登った。

         

 千鳥が淵の桜はすでに葉桜になってしまったが、おかげで人は少なく混雑してないのは助かる。
 お濠には何台もボートは浮いている。ボートも花見シーズンは長蛇の列ができるが、この日は待たなくても乗れる。

         

 千鳥が淵公園を出た左手に、皇居の門があり警官の詰め所があったが、地図で調べても門の名前は分からなかった。
 この辺りで、アルファロメオ・ミトを見かけた。ボディは白。イタリアで見たときよりも大きく、ぼってりとしているように見えた。以前にわが家の近くの修理工場で後姿を見たときも日産ムラーノと見間違えた。全高は1500mmないのに、意外とSUV風である。

         

 やがて右手にイギリス大使館の雰囲気のある建物が見えてくる。桜の名所の一つだが、ここもすでに散っている。
 ひっそりとしている。放射能被曝を恐れて、イギリス人たちは帰国してしまったのかもしれない。

         

 つぎは半蔵門。門自体は奥の方にある。道の向かい側には、一風変わった外観のビルが建っていた。下着のワコールらしい。

          

 やがて三宅坂から桜田門方面に向かうが、今回はこの辺まで。
 最後の写真は、半蔵門から眺めた桜田門の風景。お濠の崖には菜の花が咲いていた。

         

 2011/4/19 記 

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