予約してあった本が届いたという連絡があったので、図書館に出かけた。
連絡は留守電に音声案内で入っていた。時代は変わった。ただし複数予約した本のうち、どの本が準備できたかは分からない。「ご予約の本1点が準備できました」という音声だった。
晴れて天気も良く、セーターでは少し暑いくらいの気候だった。
行った先は練馬区立の大泉図書館。
40年近く前の、脱サラ時代に通った図書館である。
当時はできたばかりの図書館だったが、芝生の庭に植えられた木々もずい分大きくなり、たわわな枝に緑の葉が生い茂っている。以前はもっと明るい庭だった。
庭先のベンチに座って弁当を食べたりしたのだが、今は庭には出られないようだ。
図書館の向かい側は大泉教会。
祖母の葬式を執り行った場所である。建物は新しく立派になっていた。
その向こうに、JRの送電線の鉄塔がそびえている。
帰り道で、白子川にかかった橋を渡る際に、ふと見ると、白い鳥が二羽川面に浮かんでいた。
シラサギか? 白鳥ではなさそう。
夕方、洗濯物を取り込もうとベランダに出ると、南の空高くに三日月と半月の間くらいの白い月が浮かんでいた。見えるだろうか。
冒頭の写真は、夕方散歩に出た際に、夕暮れ時の東側の建物や空が赤く染まっていたので撮った。きょうの夕日は、西の空よりも東の空の方がきれいだった。
ぼくが生まれ育ったのは2丁目だが、現在住んでいるのは3丁目なので、今日のタイトルは「3丁目の夕日」ということに。
2020年10月24日 記