晴、11度、92%
東京赤坂の虎屋の建物がこの秋、新築されたそうです。その写真を見た時、驚きました。前面ガラス張りのその建物は和菓子屋さんの物とは思えません。設計を調べると、建築家の内藤廣さんでした。
この新築記念にお羊羹が限定で発売されています。虎模様の「千里の風」と小型羊羹の「新栗」です。小型羊羹はご存知の小さなサイズ、一つ一つが個装されています。そのパッケージの絵に強く惹かれていました。そんな折、頂いた虎屋の小型羊羹です。蓋を取るといつものお羊羹の間に2つ、「新栗が」入っていました。グラビアで見て素敵な意匠だと思った「新栗」、微笑ましい栗が3個並んでいます。このデザインも店舗デザインを手がけた建築家の内藤廣さんのものだと知りました。
おやつにいただきます。 大きな虎屋の「栗羊羹」とは違い、栗が白あんに練り込まれたタイプです。プチっと栗の粒が口に当たることはありませんが、ほのかに栗の香りが広がります。
パッケージを見ながら、するすると栗の絵が描かれた様子を思います。なんで赤い栗なのかな?赤坂店の外観とは程遠い、愛らしい栗の絵です。描かれた内藤廣さんの原風景に触れたような思いがします。一度は赤坂店のガラス張りのお店を訪ねてみたいものです。