曇、9度、66%
数日前、誕生日を迎えました。自分の誕生日にビオラの花で飾ったケーキを焼くつもりでした。昨年咲いたビオラの花を冷凍して取ってあります。 ビオラの花は食べられます。用意を始めているところに、宅急便のお兄さんが荷物を届けてくれました。友人たちからの贈り物でした。お菓子が5個、あと一つ、箱を開けてみると、 お花畑のような「エディブルフラワー」でした。頂き物のお菓子がありますから、ケーキを焼くのを中止しました。
箱いっぱいの「エディブルフラワー」です。ムシャムシャと食べるものではなく、料理のアクセントに使います。「なかなか減らないなあ。」とやっぱりケーキを焼くことにしました。四日遅れのバースデーケーキです。
色とりどりの花があります。果物で飾るのとも違ったかわいいケーキが出来上がりました。 花一つ一つに微かに香りがあります。味も微妙に苦味、酸味があり、食感は歯応えはないものの野菜の葉物とも違います。そんな花たちのためにクリームには香り付けのリキュールを入れませんでした。真ん中にもクリームと花たちを挟みました。
切り分ける時、「お誕生日おめでとう。」と大声で。 イチゴなどの果物を使うと果物のジュースが口に広がります。お花は水分が少ないのでスポンジは柔らかめに焼いてあります。一つ一つの花を味わうのではなく、口の中で花たちが混ざり合い交響曲を奏でます。
ひと箱の「エディブルフラワー」からいろんな料理を思い浮かべます。色の組み合わせ、メインのものとの相性はどうかな?一箱からいくつもの食べ物が出てくる玉手箱の「エディブルフラワー」です。