晴、17度、78%
ココは昨晩からいつもの動物病院でふた晩お泊まりです。昨日の朝から、ココの「お泊まりセット」を用意していました。宿泊中のご飯を1回分ずつ袋に詰めます。家ではほとんど食べることのない、ドックフードです。匂いを嗅ぎつけたココ、お泊まりだとわかります。 ご飯のほかにおやつ袋もつけます。今回のおやつは先日焼いた「クリジャム」のケーキを一口に切りました。
早朝私が出かけるときは、夕方、夕飯も終わらせて散歩がてら動物病院に連れて行きます。気温が上がり、ガハガハ状態で病院到着。珍しく待合室にはほかの犬さんがいました。私のお散歩の布袋には、例の「お泊まりセット」が入っているのは匂いで分かっているココです。この匂いにつられて急足でやってきました。
「お泊まりセット」とココを引き渡すだけです。 「必ずお迎えに来るからね。」リードを看護婦さんに渡しました。ココさん馴染みの看護婦さんたちです。すっと奥に入っていくかと思えば、 首をガンとこの顔で動きません。「あれ、ココちゃん、どうしたの?」奥からもう一人看護婦さんが出てきてくれました。二人で引っ張っても動きません。ついに看護婦さんの一人が抱き上げて奥に消えました。これほどの抵抗は初めてです。やれやれ。
病院を出ると香港の主人から電話が入りました。ココの様子を話すと「後ろ髪を引かれただろう?」いえいえ、後ろ髪は引かれません。だって、ココは奥の部屋に入ればコロッと嬉しそうに院長先生やほかの看護婦さんに尻尾を振っているはずです。一瞬の変わり身を身につけているココです。なんと逞しい!私は幾度もその様子を見ています。頑張れココ、明日の夕方にはお迎えに行くよ。