晴、20度、91%
上京する前日、新玉ねぎをいただきました。箱いっぱい、朝一番に郵便屋さんが届けてくれました。箱を受け取った時から中の新玉ねぎが香ります。玄関で早速開けました。ココがやって来て匂います。「食べたら死んじゃうよ。」と私が言うのを首を傾げて聞きます。
お庭で採れた新玉ねぎ、贅沢な贈り物です。艶々と輝く新玉ねぎ、赤玉ねぎも入れてくださっています。送り出された日にメッセージをいただきました。「軒下に吊るして置くと3ヶ月ほど持ちますよ。」箱の中の玉ねぎは3個ずつ、すぐに吊るせるように紐で縛ってありました。この紐掛けが、解けないよう、落ちないように工夫された結びです。メッセージをいただいた時から吊るす場所は決めてありました。デッキは庇が深くて日が当たりません。 使おうと思えばすぐに手が伸ばせます。料理は東京から戻ってからね。
新玉ねぎは「さらし玉ねぎ」が一番とよく耳にします。私は生の玉ねぎで胸いっぱいになります。手を加え過ぎずシンプルに味わいたいと「焼き玉ねぎ」を作りました。朝焼くパンと一緒にアルミに包んだ玉ねぎをオーブンにいれました。300度近い高温で焼くパンをオーブンから出した後はそのまま余熱で火を通します。 まだ形はありますが、トロトロと口の中で溶けていく甘い「焼き玉ねぎ」です。
手間をかけ、お庭で採れた貴重な玉ねぎはニコニコとまだぶら下がっています。もうすぐ主人が香港から戻って来ます。主人は香港に帰るときは必ず玉ねぎを買って帰ります。香港だって玉ねぎはあるのですが、日本の玉ねぎは美味しいといいます。今度帰るときはこの艶々の玉ねぎを持って帰ってもらいましょう。今日は玉ねぎだけのポタージュを作ります。嬉しい贈り物です。ありがとうございます。