晴、28度、88%
お盆に入った昨日、福岡は37度まで気温が上がりました。人も車も少ない街にやたらに日差しだけが強くハレーションを起こしたかのように白っぽく感じます。
表の道に面して、「睡蓮」と「布袋草」が花をつけています。今年は寄せ植えの花を置いていませんが、道行く人が足を停めて花を見てくださっています。「睡蓮」はまだ鉢に入れてひと月半です。60センチほどの鉢ですので小ぶりな睡蓮を入れました。売れ残りの「睡蓮」でしたが早速花を付けました。最初に咲いた花は既に「蓮の実」です。丸い葉が水面に浮いているだけでも絵になる「睡蓮」に花が咲くとまるで妖精が舞い降りたような華やかさが加わります。
花は早朝から開き始め昼過ぎには閉じてしまいます。花の命は4日ほど、花びらを散らしたかと思うとその後には少しばかり滑稽な「蓮の実」が残ります。その数日の変化はドラマのようです。
いくつか蕾をつけていますので一本仏前にと思いますが、「ハスの花」は切り花にすると開きにくくなると聞きました。ベトナムでは街中をリヤカーに乗せた「ハスの花売り」がいると何かで読んだことがあります。その切り花のハスは開くのかしらと、家の「睡蓮」は切らずにいます。
布袋草は毎年子株をつけて増え続けます。水に生きる植物の歴史は長くその生命力は強いそうです。冬にはすっかり枯れてしまうのに、春になると緑が見え始め暑さと共に勢いづきます。土に根を生やす植物とは一味違った「ハスの花」と「布袋草」をこの夏は楽しんでいます。
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