曇、10度、64%
寒くて身を縮めていた1月から2月に月が変わりました。帰国4年目、一番寒く感じるこの冬です。やっと寒い時期の服の着方もわかって来ました。自分にあった、この家にあった暖房の入れ方もわかって来ました。暖かなところで長く暮らした身体も少しずつ、四季の変化、温度変化のある生まれた国に順応して来たように思います。
寒い最中庭に出ると、ポツポツと咲く花に春がそこまで来ていることを知ります。 「スノードロプ」が一つだけ、どうしたことか植えた覚えのない所から花を咲かせました。球根たちは至る所で芽生えています。植えたままの「オキザリス」もここにもあそこにと花を咲かせます。たった一つの花でも寒い中見つけると心が浮き足立ちます。
暗い日本家屋のこの家には出来るだけ明るいものを置くようにと思うようになりました。シックで落ち着きのある色合いの物を置くと、時に気分が沈んだり、色からくる寒さを感じたりします。暖かな色、はっきりした柄はそれだけで気持ちを持ち上げてくれます。 今月はオレンジが基調でピンクが混じったテーブルクロスです。朝一番この居間の電気をつけると、この明るい色が殊更に明るく目に入ります。朝日が差し込む頃には電気を消して、日の光を楽しむことが出来るのもこの明るいテーブルクロスのおかげです。北欧の布は寒く暗い時間が長い国々のそうした背景から、南方の布とは色柄共に異なるものを人々が求めたのでしょう。このところずっと北欧の布ばかりを選んでいます。
帰国一年前、12歳のものさんです。 いつものようにコーヒーテーブルに上がってお待ちかねです。
緊急事態宣言が出ている福岡ですが、どこに行っても人がたくさんです。あまりに多いとお店から用事も果たさず出て来ることもあるほどです。延長が取り沙汰されています。オリンピックの開催も控えて、国はどういう判断を下すのか今週は結果が出されるはずです。まずは私にできる予防策で家族に心配かけることなく、このひと月を送りたいと思います。
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