曇、16度、86%
料理の記事をアップしているとその中で私が使っている器についてよくご質問をいただきます。「どこの焼き物ですか?」「どこで買えますか?」ピンクの器の時は「ピンクですよね?」と色を確認される方もいらっしゃいます。一番よく聞かれるのがこのピンクの器です。たった2つしか持ちませんが好きな器です。
イタリア、トスカーナで焼き物を作っている女性作家「ペロション」さんの器を集め始めたのは20年以上前のことです。香港にも少しですが入って来ました。そのうち日本でも知る人ぞ知るでお名前が浸透していったように思います。薄い薄い艶がある器、ぽってりとしている艶なしの器、どれをとっても小柄な「ペロション」さんの作るものは手に馴染みます。
ピンク以外は香港時代から使っている器たちです。今より求めやすいお値段でした。5個、3個と数も揃っています。ピンクは帰国後求めました。「ペロション」さんのピンクの器に初めて出会ったのは香港でした。シャイニーなピカピカのピンクのティーセット一揃いがディスプレイされていました。「本当にピンク!」当時30代後半の私は「このピンクは私は使いこなせない。」と買いませんでした。あの時の判断を後悔したのは60歳をすぎてからです。私自身が作る料理や菓子がピンクの器にでも合うと気づいてからのことです。日本での取扱店は限られていて、イタリアから入荷すると人気のものはすぐに完売します。ピンク、ブルー、イエロー、色鮮やかなものからマットな黒やグレーもあります。
ピンクは色のバリエーションが豊富で5色ほど出ることがあります。昔見たシャイニーなピンクも健在です。私が選ぶのは少し赤みがかったマットなピンク、写真の写り具合ではピンクに見えないことも多い色合いです。 何でもかんでもに使いません。食卓に温かみが欲しい時、地味な料理をピンクに乗せると華やかさが生まれます。
やや大きめな鉢はピンクも焦茶も「抹茶椀」としても使います。抹茶の緑とピンクのコントラストはこれからの季節を映し出します。両手で器を掲げると、収まり良い器を感じます。
もしあと一つピンクの器をと言われたら、大きめな盛り鉢を選ぶでしょう。何もかもピンクで揃えるつもりはありません。出会いのあることを願ってます。
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